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【佐賀県】タマネギ収穫における機械化体系の構築(令和5年度全国農業システム化研究会実証調査)

2023年08月24日

●実証機関: 佐賀県杵島農業振興センター
●実証地域: 佐賀県杵島郡白石町
●実証品目: タマネギ


●実証地域の状況
 佐賀県杵島郡白石町はタマネギの主力産地ですが、収穫については手作業が中心で、重労働であるため負担となっています。タマネギ生産農家の高齢化が進む中で、現地ではタマネギ収穫作業の省力化(特に掘り上げたタマネギの拾い上げと搬出作業)が必要になっています。
 このため、機械化による収穫作業の省力化実証に取り組み、下記の課題を調査分析して地域において普及提案を行うこととしました。


1.昨年度の実証で明らかとなった課題を元に、改良された昇降機付きピッカーと運搬車の作業性を確認する。
2.昨年度、実施できなかった葉切り機及び掘取り機の実証を行い作業時間の削減効果を確認する。


●実証の概要
1.葉切り機、根切り機、デガー、大型鉄コンテナ対応型ピッカー及び追従型運搬車を用いたタマネギ収穫機械化体系の実証。
2.上記体系における問題点の整理と経営的なメリットの検証。


○茎葉処理機(OCK-1)
R5saga_kishima_1.jpg


○掘取り機(KOD-1)
R5saga_kishima_2.jpg


○ピッカー(KOP-1000:昇降コンベア装着型)
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○運搬車(AX82)
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●作業計画
R5saga_kishima_schedule.jpg


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