【青森県】野菜等の効率的生産技術に関する実証調査(令和4年度全国農業システム化研究会実証調査)
2022年08月24日
●実証機関: (地独)青森県産業技術センター野菜研究所
●実証地域: 青森県上北郡
●実証品目: ながいも
●実証地域の状況:
青森県のながいも栽培では、根腐病の耕種的防除対策として輪作体系を推進しています。経営の都合上、連作や病害の既発生ほ場に作付せざるを得ない場合、被害軽減のため、やむを得ずクロルピクリンくん蒸剤による土壌消毒を実施しています。クロルピクリンくん蒸剤は、有毒等の理由からポリマルチ等による被覆が必須で、多くの労力を要することから、省力的で環境にやさしい防除技術の確立が求められています。ユニフォーム粒剤は、ながいも根腐病に対して高い防除効果を持ちますが、作条土壌混和処理が必要で、トレンチャー耕(ホイール式、チェーン式)を要するながいも栽培において作業効率が悪く、普及の妨げとなっています。
そこで、方式の異なるトレンチャー耕と施薬機の同時作業による防除効果及び省力効果を検討することとしました。
●実証の概要:
方式の異なるトレンチャー耕と施薬機の組合せによる防除効果及び省力効果の検討
○トラクタ(M110GE)+トレンチャー(ホイール式)+施薬機
○トラクタ(M110GE)+トレンチャー(チェーン式)+施薬機
●作業計画:
▼全国農業システム化研究会 令和4年度実証課題一覧はこちら