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【長野県】野菜等の効率的生産技術に関する実証調査(令和3年度全国農業システム化研究会実証調査)

2021年07月21日

●実証機関: 長野県佐久農業農村支援センター小海支所
●実証地域: 長野県南佐久郡川上村、南牧村、南相木村
●実証品目: 夏秋どりいちご


●実証地域の状況
 長野県南佐久地域は、夏場の冷涼な気候を活かした夏秋どりいちごの生産が盛んですが、近年の異常気象により、栽培管理が難しくなると同時に、うどんこ病等の難防除病害虫の発生により単収・品質が低下している事例が見られ、リアルタイムで得られるデータやAI予測を活用した栽培管理の必要性が高まっています。
 そこで、病害予測機能付き環境モニタリングシステムである「Plantect®」を導入することで、うどんこ病の適期防除による農薬散布回数削減または、被害果減少による収量の向上をめざすこととしました。
 また、「Plantect®」導入に関わる経費やランニングコストを調査し、導入がメリットになる適正な経営規模等のデータを収集。さらに、地域ではあまり導入されていない環境モニタリングシステムの実証を行うことで、地域での導入提案につなげるとともに、県内での事例紹介にも結び付けることとします。


●実証の概要
(1)病害予測機能付き環境モニタリングシステムの感染リスク予測に基づく防除の実証
(2)環境モニタリングシステムの導入コストを把握し、導入がメリットとなる経営規模を検証・把握


 ○Plantect®
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●作業計画
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