【鹿児島県】衛星データを用いた水稲全量基肥可変施肥の実証(令和7年度全国農業システム化研究会実証調査)
2025年07月08日
●実証機関:鹿児島県北薩地域振興局農林水産部農政普及課さつま町駐在
●実証地域:鹿児島県薩摩郡さつま町
●実証品目:水稲(あきほなみ)
●実証のねらい:
当地域は中山間地域であり、水稲が耕地面積の7割を占めていますが、高齢化によって担い手への耕地の集積が進み、5ha以上の経営体が増加しています。一方で、ロボット農機等のスマート農業技術導入については、狭小なほ場が多いことから、費用対効果が課題となっています。また、施肥管理技術においても、生産者の経験の有無によって、ほ場ごとやほ場内の収量にばらつきが生じることが課題となっています。
そこで、中山間地域において、大幅な労働力削減を目指すロボット(自動運転)田植機と衛星センシング(ザルビオ・フィールドマネージャー(以下、ザルビオ)、KSASリモートセンシング(以下、KSASリモセン))を組み合わせた可変施肥システムの導入の可能性について検討するとともに、可変施肥によるほ場内及びほ場間の収量のばらつきを解消し、安定化を目指します。
また、実証の結果については、当地域の稲作研究会にて普及展開を図る予定です。
●実証の概要:
1.衛星データとロボット田植機の可変施肥による水稲の生育・収量平準化の実証
2.ザルビオの地力マップデータ(実証区1)と、KSASリモセンの前年度生育マップ(実証区2)に基づく5段階可変施肥と定量施肥(対照区)の比較検討
3.食味・収量コンバインを利用したほ場内の食味・収量の平準化の比較評価
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左 :ザルビオの地力マップデータをもとにした可変施肥マップ(実証区1)
右 :昨年のKSASリモセン生育データをもとにした可変施肥マップ(実証区2)
〇可変施肥田植機(NW80SA)
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●作業計画:

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