【新潟県】乾田直播の導入による省力・低コスト栽培及び輪作体系モデルの実証(令和6年度全国農業システム化研究会実証調査)
2024年07月29日
●実証機関:新潟県三条農業普及指導センター
●実証地域:新潟県三条市
●実証品目:水稲(こしいぶき)
●実証地域の状況:
当該地域では、農地集積による水稲移植栽培の作業集中や作業遅れ、近年の異常気象による品質低下などが問題となっています。また、大豆ほ場では連作障害も問題となっています。これらを解決するためには、移植栽培とは異なる作業体系の栽培方法の導入や、大豆連作ほ場での復田技術が求められます。
そこで、今後限られた担い手で大面積をこなし、需要に応じた生産を行うために、水稲+畑作物(大豆)の土地利用型作物による輪作体系モデルとなる実証を行い、地域への波及を目指すこととしました。
●実証の概要:
1.乾田直播栽培による春作業の労力軽減、移植栽培との作期分散及び異常気象リスク回避
2.大豆連作ほ場における復田に向けた栽培及び機械化体系の検証
○トラクタ(MR700)+播種機(MASCAR ARIZONA2500)
○ケンブリッジローラ(MR700 HQMAX UPC3-P)
○PFコンバイン(DR6115)
●作業計画:
▼全国農業システム化研究会 令和6年度実証課題一覧はこちら