【滋賀県】麦・大豆後の乾田直播の導入による省力・低コスト栽培の実証(令和6年度全国農業システム化研究会実証調査)
2024年06月11日
●実証機関:滋賀県大津・南部農業農村振興事務所(大津・南部農業普及指導センター)
●実証地域:滋賀県野洲市
●実証品目:水稲(キヌヒカリ)
●実証地域の状況:
実証担当の集落営農組合では、水稲栽培において湛水直播を20年以上にわたって取組を続け、大区画ほ場における省力性の高い水稲栽培を実施していますが、構成員の減少、農業従事に主体的に取り組む人員の不足などから、更なる省力化を目指しています。
昨年度の取組で、過剰な播種量、播種前作業が多い点などが課題となったことから、播種量を減らすことや、施肥播種機の導入による省力性を検証します。あわせて、化学合成農薬および化学肥料の使用量の5割以下の削減についても検証します。
●実証の概要:
1.施肥播種機の導入による播種前工程および播種作業の省力性の実証
2.化学肥料、化学合成農薬の使用量を低減した乾田直播栽培の実証
3.乾田直播栽培の導入による経営試算
○トラクタ(MR800)+ドリルシーダー(W25AAQ1)
○乗用管理機ブーム仕様(KV2200WーBS)
●作業計画:
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