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稲作




【山形県】スマート農業技術の活用による水稲栽培の適正化と経営改善効果の検証(令和5年度全国農業システム化研究会実証調査)

2023年10月02日

●実証機関: 山形県置賜総合支庁農業技術普及課
●実証地域: 山形県高畠町
●実証品目: 水稲


●実証地域の状況
 水稲経営面積の拡大に伴い、作業の省力化を目的とした一発基肥施肥体系が増加しており、生育状況に対応した細かな肥培管理を行うことが困難になっています。また、圃場ごとや圃場内において地力ムラがあり、収量・食味にバラつきが生じています。
 そこで、前作(令和4年)の収量コンバインから得られた10mメッシュ単位の収量・食味分析を基に、本作(令和5年度)の施肥を10mメッシュ単位の可変施肥で行い、大規模経営体における収量及び食味の高位安定化、経営評価等を実証することとしました。


●実証の概要
1.収量・食味のメッシュマップ解析に基づく可変施肥の実施による水稲生育の高位平準化の検討
2.スマート農業技術導入による作業性・生産性改善効果の検討

○可変施肥田植機( NAVIWEL NW8)

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○ドローン(マルチスペクトルカメラ搭載ドローン)
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○食味・収量センサ付きメッシュマップコンバイン(DR6130

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●作業計画
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