提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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稲作




【新潟県】センシングデータに基づいた可変施肥が水稲の収量・品質へ及ぼす効果の確認(令和5年度全国農業システム化研究会実証調査)

2023年08月28日

●実証機関: 新潟県巻農業普及指導センター
●実証地域: 新潟県新潟市
●実証品目: 水稲


●実証地域の状況
 一般的には、作業者の経験と勘に基づいたほ場ごとの肥培管理が行われることが多い稲作経営ですが、法人等組織内では具体的なデータに基づいた情報共有と、それに伴う肥培管理が求められています。また、圃場整備が進みほ場が大区画化されましたが、ほ場内における地力が不均一なため水稲の生育にバラつきが見られ、低収量の要因となっています。
 そこで、今回の実証では、不均一な地力の大区画整備田ほ場において、センシングデータに基づいた可変施肥による収量及び品質の向上効果を確認し、経営全体への影響を検討することとしました。


●実証の概要
1.前年成熟期のセンシングデータによる可変基肥(側条施肥田植機)と慣行栽培での生育の比較検討
2.生育期センシングデータに基づいたドローン可変穂肥の有効性の検討
3.実証技術導入による経済的有効性の検討


○側条可変施肥田植機 (クボタ NW8S)
R5niigata_1.jpg


○可変施肥ドローン
R5niigata_3.jpg


○収量・食味センサー付きコンバイン
R3niigata_sys2.jpg


●作業計画
R5niigata_schedule.jpg


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