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【秋田県】無人ロボット田植機と有人田植機による同時作業の実証(令和5年度全国農業システム化研究会実証調査)

2023年08月17日

●実証機関: 秋田県北秋田地域振興局農林部農業振興普及課
●実証地域: 秋田県北秋田市
●実証品目: 水稲


●実証地域の状況
 高齢化や就農人口の減少が進む中、担い手となる法人等へ農地が集積されてきていますが、法人としても人員が不足しており、担い手農家の規模拡大に向けて作業の省力化が求められています。また、中山間地域では30a程度の区画のほ場が多い状況にあり、省力化や効率化が課題となっています。
 昨年度の実証では、無人ロボット田植機の導入によって作業人員が削減され、延べ作業時間の削減が可能となりました。しかし、作業期間が長くなり適期を過ぎてしまう可能性があることから、適期作業を行うための、さらなる省力化・効率化が必要であると考えました。
 そこで、今年度は、無人田植機と有人田植機による同時作業の実証を行うこととしました。


●実証の概要:
1.同時作業の実作業時間の確認
2.作業可能面積の試算
3.無人ロボット田植機導入のコスト試算


○無人ロボット田植機(アグリロボ田植機:NW8SA 無人仕様)

R5kitaakita_1.jpg


●作業計画
R5kitaakita_schedule.jpg


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