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【鹿児島県】スマート農業技術による一貫体系構築のための実証調査【ロボットトラクタ】(令和3年度全国農業システム化研究会実証調査)

2021年08月20日

●実証機関: 鹿児島県農業開発総合センター大隅支場農機研究室
●実証地域: 鹿児島県鹿屋市


●実証地域の状況
 農業就業者の高齢化に伴う離農によって、農地は一部の担い手に集約される状況が続いていますが、集約された農地は中小区画、分散の傾向があります。担い手においても熟練した就労者が不足しており、経営管理、栽培管理だけでなく労務管理の負担が大きくなっています。これらを解決するスマート農業が期待されており、土地利用型農業では農作業のロボット化が期待されています。
 そこで、高精度なGNSSを用いた無人自動運転機能や自動操舵機能等のスマート機能を持つロボットトラクタを活用した、農作業農効率化や精度向上、並びに新たな作業技術や作業体系について検討することとしました。


●実証の概要
(1)GSトラクタの作業性能調査
①GS機能を活用した効率的な排水対策作業の検討
 ○GSトラクタ(SL600GS)、カットドレーンミニ、サブソイラ、溝揚げ機


 R3kagoshima_sys_CUT.jpg


②GSトラクタの直進性低下要因の検証
 ○GSトラクタ(SL600GS


 R3kagoshima_sys_SL600.jpg

(2)ロボットトラクタの各種作業機への適応性検討
 ○ロボットトラクタ(MR1000A)、ロータリー、スタブルカルチ
 

 R3kagoshima_sys_MR1000_2.jpg


 R3kagoshima_sys_stbl.jpg


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