【愛知県】重要病害虫対策に係わる生物農薬等の利活用に関する実証調査【シソ(大葉)】(令和5年度全国農業システム化研究会実証調査)
2023年08月08日
●実証機関: 愛知県東三河農林水産事務所農業改良普及課野菜経営指導第二グループ
●実証地域: 愛知県豊川市
●実証品目: シソ(大葉)
●調査の目的・ねらい:
マイナー作物であるシソでは使用可能な農薬が少なく、微小害虫の薬剤抵抗性が発達しやすい問題があります。
そこで総合的病害虫管理による化学合成農薬の削減を目的に、シソにおける天敵資材の効果的な利活用に関する実証調査を行うこととしました。
●調査内容:
シソの春夏栽培において、ハダニ類に対するミヤコカブリダニ・チリカブリダニの密度抑制効果と、アザミウマ類に対するスワルスキーカブリダニ・リモニカスカブリダニの密度抑制効果を確認するとともに、その効果的な利用方法を検討します。
●調査項目:
・害虫の発生程度(ハダニ類、アザミウマ類)
・天敵の定着状況(カブリダニ類)
・調査時の品質(ハダニ類・アザミウマ類の食害発生程度)
・ハウス内温湿度
・経営評価(所要経費)
●作業計画:
●供試資材:
○ベリマーク®SC ホームページ
○ホリバー®(黄色・青色粘着板) ホームページ
○スパイカル®EX(ミヤコカブリダニ) ホームページ
○スワルスキー®(スワルスキーカブリダニ) ホームページ
○リモニカ®(リモニカスカブリダニ)ホームページ
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