●実証機関：　佐賀県杵藤農林事務所　杵島農業振興センター
●実証地域：　佐賀県武雄市
●実証品目：　キュウリ（抑制、半促成作型）

●調査の目的・ねらい：
　近年、当地域では微少害虫の発生が増加傾向にあり、薬剤散布回数の増加と共に、薬剤抵抗性の発達が問題化しています。また、国においては「みどりの食料システム戦略」が制定され、持続可能な農業に取り組むこととしています。
　そこで、総合防除による化学合成農薬の削減を目的に、佐賀県のキュウリ栽培に適した生物防除（天敵利用）の省力技術等に関する実証調査を行うこととしました。
　あわせて、薬剤散布削減や品質・収量向上による経営効果の評価を行います。

●調査内容：
○生物的防除
市販天敵「スワルスキーカブリダニ」と「リモニカスカブリダニ」によるアザミウマ類、およびコナジラミ類防除効果の実証
○組み合わせ防除
病害を含め、上記の生物的防除と併せて、天敵に影響の少ない薬剤防除体系の検討

●調査項目：
・微小害虫（アザミウマ類、コナジラミ類）発生調査
・天敵の定着状況・密度調査
・病害発生調査（退緑黄化病、黄化えそ病）
・ハウス内温湿度
・被害果率
・経営評価

●作業計画：

●供試資材：

○ベリマーク®ＳＣ　ホームページ

○スワルスキー®（スワルスキーカブリダニ）　ホームページ
　　

○リモニカ®（リモニカスカブリダニ）ホームページ
　　

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