提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


農業のポータルサイト みんなの農業広場

MENU

IPM




【大分県】重要病害虫対策に係わる生物農薬等の利活用に関する実証調査【夏秋ピーマン】(令和5年度全国農業システム化研究会実証調査)

2023年08月07日

●実証機関: 大分県豊肥振興局
●実証地域: 大分県竹田市
●実証品目: 夏秋ピーマン(施設)


●調査の目的・ねらい:
 近年、大分県ではピーマン黄化えそ病が発生しており、その媒介虫であるアザミウマ類の防除に苦慮しています。アザミウマ類は薬剤感受性が低下しており、化学的防除のみでは防除が困難になっています。
 そこで、アザミウマ類の個体数を減少させることを目的に、生物的防除の実証調査を行うこととしました。


R5_IPM_ooita_1.jpg  R5_IPM_ooita_2.jpg


R5_IPM_ooita_3.jpg


●調査内容:
○生物的防除
タイリクヒメハナカメムシのアザミウマ類に対する防除効果の実証


●調査項目:
・アザミウマ類発生調査 (花の見取り調査)
・天敵の定着状況 (花、葉の見取り調査)
・ハウス内温湿度
・経営評価
・農薬散布回数


●調査株数、調査間隔:
・2花、2葉を30株、1か月間隔で調査
・タイリクヒメハナカメムシは100花調査


●作業計画:
R5_IPM_ooita_schedule.jpg


●供試資材:


○タイリク®(タイリクヒメハナカメムシ) ホームページ

R5_IPM_tairiku.jpg  R5_IPM_tairiku_1.jpg


○スワルスキー®(スワルスキーカブリダニ) ホームページ
R4_IPM_swal.jpg  R4_IPM_swal_1.jpg


▼全国農業システム化研究会 令和5年度実証課題一覧はこちら