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【京都府】重要病害虫対策に係わる生物農薬等の利活用に関する実証調査【万願寺トウガラシ(ハウス)】(令和4年度全国農業システム化研究会実証調査)

2022年09月27日

●実証機関: 京都府中丹東農業改良普及センター
●実証地域: 京都府綾部市
●実証品目: 万願寺トウガラシ(ハウス)


●調査の目的・ねらい:
 実証地域の万願寺トウガラシ栽培において、令和3年度に天敵や循環扇などのIPM資材の導入を行った結果、微小害虫の発生抑制や病害の抑制について、慣行栽培と同等以上の効果が実証されました。しかし、病害については、発病程度の抑制はされたものの発病自体を抑えることはできませんでした。
そこで、天敵資材やその他IPM資材による害虫発生抑制効果を継続して調査するとともに、循環扇の効果的な活用による病害への防除効果を実証し、万願寺トウガラシに適した総合防除体系を確立することとしました。


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●調査内容:
○生物的防除
・市販天敵(スワルスキー、スパイカルEX)の放飼によるアザミウマ類、ハダニ類、ホコリダニ類防除(※場合によりスパイデックスを追加放飼)
・天敵に影響のない農薬の使用による土着天敵の有効活用
○物理的防除
・赤色防虫ネットによるアザミウマ類防除
・循環扇による病害発生抑制
・(粘着板によるアザミウマ類発生消長調査)
○化学的防除
・天敵に影響のない薬剤を使用
・硫黄粉剤によるうどんこ病防除


●調査項目:
・アザミウマ類、ハダニ類発生数及び天敵類定着頭数調査
 調査方法:見取り調査(30株(2花、2葉/1株)/ハウス)
・ホコリダニ類被害葉調査
 調査方法:見取り調査(30株(2上位葉/1株)/ハウス)
・アザミウマ類発生消長調査
 調査方法:ハウス内外に粘着板を設置(4枚/調査区)
・病害発生状況調査
 調査方法:目視による発生病害調査(30株/ハウス)
      発病程度(日植防の調査法に概ね準ずる)
・花数調査(天敵及び害虫の発生との相関を調査)
 調査方法:見取り調査(30株(1主枝/株)/ハウス)
・果実調査(アザミウマ類による傷、汚れ)
 調査方法:見取り調査(1コンテナ/ハウス)
      被害程度
・ハウス内温湿度
 温湿度データロガー:1台/ハウス
 温度データロガー:2台/ハウス
・経営評価


●作業計画:
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●供試資材:

○サンサンネットクロスレッド®(赤色防虫ネット) ホームページ
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○ボルナドファン(循環扇) ホームページ
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○スワルスキー®(スワルスキーカブリダニ) ホームページ
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○スパイカル®EX(ミヤコカブリダニ) ホームページ
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○スパイデックス®(チリカブリダニ) ホームページ
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