提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


【熊本県】水稲省力・低コスト生産技術の導入による経営発展効果に関する実証調査(令和3年度全国農業システム化研究会実証調査)

2021年08月27日

●実証機関: 熊本県県央広域本部農林部農業普及・振興課
●実証地域: 熊本市南区城南町
●実証品目: 水稲(前作:タマネギ)


●実証地域の状況
 熊本市南区城南町の実証農家は、水田の作付面積の増加等に伴い短期間に田植作業が集中することから、乾田直播栽培の導入による省力化、作業の分散化が必要とされています。
 この地域では、用水の確保が比較的容易であることから、早めの代かき作業を実施し、ドローンによるリゾケアコーティング種子の湛水直播の実用性と、乾田直播とのリスク分散効果を検討することとしました。


(1)乾田直播技術による省力化、作業の分散化を実証する。
(2)リゾケアコーティング種子のドローンによる湛水直播技術による省力化、作業分散化を実証する。
(3)作業効率及び生育・収量・品質に関する各直播技術を比較し、今後の技術導入について検討する。
(4)直播技術導入による経営メリット、収益性改善効果をシミュレートし、作業分散が可能な栽培方式を最適化した作付計画を検討する。


●実証の概要
(1)乾田直播栽培による省力・低コスト効果


 ○耕起 (トラクタ クボタM125GE、ロータリー ニプロEXR2610)


 R3kumamoto_sys1.jpg


 ○施肥 (トラクタ クボタM125GE、ブロードキャスター IHI STAR MBC451P OL)


 R3kumamoto_sys2.jpg


 ○播種 (トラクタ クボタMR1000:パワクロ仕様、播種機 マスカーW30AA)


 R3kumamoto_sys4.jpg


 ○播種後鎮圧 (トラクタ クボタM125GE、ローラー HE-VA リフトローラー300)


 R3kumamoto_sys5.jpg


(2)リゾケアコーティング種子のドローンによる湛水直播栽培の省力・低コスト効果


 ○耕起 (トラクタ クボタM125GE、ロータリー ニプロEXR2610)


 R3kumamoto_sys6.jpg


 ○施肥 (トラクタ クボタM125GE、ブロードキャスター IHI STAR MBC451P OL)


 R3kumamoto_sys2.jpg


 ○代かき (トラクタ クボタMR1000A、ハロー ニプロWL570NX)


 R3kumamoto_sys7.jpg


 ○ドローン(クボタT20K


 R3kumamoto_sys8.jpg
 

(3)作業効率及び作業時間の比較、生育・収量・品質の調査
(4)慣行の移植栽培と各直播栽培の比較検証結果に基づく最適な作付による経営効率化
(5)乾田直播試験における溶出期間の異なる緩効性肥料の比較


●作業計画
R3kumamoto_schedule.jpg