提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


令和元年度全国農業システム化研究会最終成績検討会を開催

2020年03月06日

 全国農業システム化研究会(主催:(一社)全国農業改良普及支援協会)は、2月18~19日にアルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)において「令和元年度 全国農業システム化研究会 最終成績検討会」を開催。農林水産省、各道府県の普及指導員、試験研究機関、農業資機材メーカー等、約450名が参加した。


 研究会では、生産者、指導機関、メーカーが一体となって農政や現場の課題に取り組み、解決策を探しながら、新しい作業技術の開発を中心に、実証調査を行っている。
 令和元年度は『農業イノベーションの加速化を目指した実証』をテーマに、以下の課題について実証調査を行った。

・スマート農業技術による一貫体系構築のための実証調査
・水稲省力・低コスト生産技術の導入による経営発展効果に関する実証調査
・水田における土地利用型作物の生産効率向上に関する実証調査
・野菜等の安定生産技術に関する実証調査
・効率的な病害虫防除技術に関する実証調査

  
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左 :全国農業改良普及支援協会 岩本明久会長による挨拶


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来賓挨拶
左 :農林水産省生産局技術普及課 今野聡課長
右 :株式会社クボタ アグリソリューション推進部 小林稔和部長


 開会式および全体会議終了後には、「スマート農業技術の経営的評価手法と導入効果」をテーマに、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 企画戦略本部農業経営戦略部経営計画ユニットの松本 浩一ユニット長による講演を行った。


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 午後からは「スマート農業技術の開発・実証プロジェクトの取組紹介」として、以下5地域の取組紹介があり、それぞれのコンソーシアムの進行管理役である普及組織から発表が行われた。


・冷害を回避し多収を実現する大規模水田作スマート農業の実証
  青森県西北地域県民局地域農林水産部農業普及振興室
・中山間地域の土地利用型野菜輪作体系における省力性・生産性向上に向けたスマート農業技術一貫体系の実証
  岩手県八幡平農業改良普及センター 岩手町駐在
・千葉県香取地域における大規模水田輪作体系のスマート農業実証
  千葉県香取農業事務所改良普及課
・中山間地農業を支える集落営におけるスマート農業技術を駆使した先進的水田複合経営の実証
  長野県農政部農業技術課
・集落営農法人による持続可能な中山間地域営農体系の実証
  岡山県真庭農業普及指導センター


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 18日午後から19日にかけて、3つの分科会(スマート農業、土地利用型作物、野菜)で、実証調査の成績発表がおこなわれた。


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 昨年度に続き、営農支援システム(KSAS「クボタスマートアグリシステム」)の研修会も実施し、多くの参加者を得た。
 また、今年度は新たな試みとして、展示ブース(資機材メーカーと普及指導員との「かけはしの場」)を設置(18日のみ)。3社の参加があり、人気を博した。(みんなの農業広場事務局)


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