提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


ウンシュウミカンの全ゲノムを解読 -カンキツ品種改良の効率化に期待-

2018年02月26日

農研機構は情報・システム研究機構国立遺伝学研究所と共同で、ウンシュウミカン「宮川早生」の全ゲノム配列を解読しました。ゲノムの大きさは約3億6000万塩基対。
ゲノム配列中に約2万9千個の遺伝子が存在すると推定し、その中からカンキツの着色に関わるカロテノイド生合成の遺伝子や、結実性に関わるジベレリンの生合成遺伝子91個を特定した。
ウンシュウミカンの両親であるキシュウミカンとクネンボの塩基配列も解析して比較したところ、クネンボの片親がキシュウミカンであること、つまり、ウンシュウミカンはキシュウミカンの子供にさらにキシュウミカンが交配されて生まれたことがわかった。
本成果で得られた全ゲノム配列を利用すれば、ゲノムワイド関連解析を利用した果実形質や栽培性に関わる重要遺伝子の機能推定が高速化され、カンキツの品種育成の効率化が期待される。


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