提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


注目の農業技術2014年09月


根粒の数を調節する転写因子 ~根粒共生の省エネルギーシステムの起動スイッチを発見~

2014年9月29日

ダイズやインゲンなどの重要な農作物を含むマメ科植物は、葉を介した遠距離シグナル系によって根全体の根粒の数を調節している。基礎生物学研究所と農業生物資源研究所は、根粒の着生数のバランスを保つ機構において、NINという名の一つの転写因子が根粒形成の開始と抑制を同時に行っていることを明 … 全文を読む>>

土着天敵の定着と活動を促進する果樹園の植生管理

2014年9月26日

土着天敵の定着と活動を促進する果樹園の植生管理

研究の背景とねらい  近年、減農薬農法や有機農法のように化学合成農薬の使用を削減した農法が広がっています。環境に配慮したこれらの農業生産システムが普及するにつれて、天敵を活用した害虫制御技術が注目されるようになりました。  果樹研究所では、 … 全文を読む>>

ナスの全ゲノムを解読 -世界初の成果、新品種開発に弾み-

2014年9月25日

農研機構と(公財)かずさDNA研究所は、共同でナスの全ゲノム(生物の設計図) の解読に世界に先駆けて成功した。 海外では、同じナス科作物の中でもトマト、トウガラシ、ジャガイモの研究が先行して行われていたが、ナスは、これらの南米を起源とする多くのナス科作物と違い、アジア原産の野菜で … 全文を読む>>

温水を使って果樹白紋羽病を治療する

2014年9月22日

温水を使って果樹白紋羽病を治療する

背景とねらい  白紋羽病によってナシやリンゴなど多くの果樹類が大きな被害を受けています。この病気は土中に生息している糸状菌(かび)の仲間である白紋羽病菌によって引き起こされ(写真1)、罹病した樹は根が腐敗して衰弱し、最後には枯れてしまいます … 全文を読む>>

(中央農業総合研究センター)「光を利用した害虫防除のための手引き」を掲載

2014年9月16日

中央農業総合研究センターは、昆虫(害虫や天敵)の光に対する反応について最新の研究成果を紹介し、新たな害虫防除技術の開発に役立てるための手引き「光を利用した害虫防除のための手引き」を作成、ホームページに掲載した。 本手引きは、都道府県の試験研究者、農業技術指導者、先進的な生産者に活 … 全文を読む>>

単為結果性ナス新品種 「あのみのり2号」-栽培の省力化が可能・「あのみのり」 より多収-

2014年9月10日

農研機構は、着果促進処理が不要なために省力栽培が可能で、収量性の高いナス新品種「あのみのり2号」を育成した。 「あのみのり2号」 は、強い単為結果性(受精しなくても果実が着果・肥大する性質)をもつため、訪花昆虫による授粉や果実肥大を促進させる植物ホルモン剤施用等の着果促進処理が不 … 全文を読む>>

高温下でも品質が優れ、良食味で多収の水稲新品種「恋の予感」を育成

2014年9月 9日

農研機構は、近畿中国四国地域向けに登熟期の高温による品質低下が生じにくい水稲新品種「恋の予感」を育成した。 「恋の予感」は、現在の主力品種「ヒノヒカリ」とほぼ同じ時期に収穫でき、玄米品質は、登熟期の高温に強い「にこまる」と同程度で、「ヒノヒカリ」より優れている。「ヒノヒカリ」より … 全文を読む>>

多様な機能を付与する有用遺伝子をイネから発見 ―耐病性、耐塩性、耐乾性、光合成向上、分げつ増大―

2014年9月 8日

愛媛大学農学部分子生物資源学教育分野の西口正通教授と(独)農業生物資源研究所植物科学研究領域の市川裕章上級研究員の共同研究チームが、イネのヘムアクチベータータンパク質遺伝子(OsHAP2E)の過剰発現が、植物病原菌や細菌、塩害及び乾燥に対する抵抗性を付与し、光合成及び分げつ数を増 … 全文を読む>>

クモ糸を紡ぐカイコの実用品種化に成功 -大量生産への道を拓く-

2014年9月 1日

(独)農業生物資源研究所は、強くて切れにくいクモ糸の性質と、シルクの性質を合わせもつ新しいシルク(クモ糸シルク)を生産するカイコの作出に成功した。 クモ糸シルクは通常のシルクの1.5倍の切れにくさを持ち、クモの縦糸に匹敵。クモ糸シルクを用いて、通常のシルクと同様の工程で織物に加工 … 全文を読む>>