茨城県土浦市で就農3年目。新人農家の毎日を赤裸々(?)につづります

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農家のヨメ3年目にして「初!レンコン収穫」レポート -その5-

2011.10. 7

(5)3年越しの農家のヨメ


そして、上がってみてびっくりしたのは、入る前に歩きにくいと思っていた畦道が、ものすごくものすごく歩きやすく感じること。
ほんの1時間前の私、とんだ根性なしだったな。


水でゴムを洗い流して、クルマに戻る。
ふとサイドミラーをのぞき込むと、そこにみえるのは…


--私は、もちろんレンコンの収穫をしてきた後の夫を出迎えたことはあって、田んぼ帰りの彼の、顔じゅう泥を付けた不気味なようすも見慣れていたはずなのですが、どちらかというと彼は「汚さない」という注意が足りず、必要以上に汚れるのかと思っていたところがあったんですね。
全身長靴みたいなもの着てやるのに、どうしてそんなに汚れるのかと。
顔も服も「おい、いくらなんだってそりゃやりすぎだろ」くらいな感じでみてたんですよ。


でも、しっかり私も顔まで不気味な…病気かと思うくらい、泥だらけになりました。
はねるんですね、避けられないんですね。
100円均一で、最近流行のアラレちゃんめがねを買って、田んぼにでかけてる意味がやっとわかりました。
「オシャレ農家」したかったわけではないんですね(←あたりまえ)。--



アラレちゃんめがね


そこにうつっていたのは、しっかりと、黒い点々を顔中につくって。
これは、3年越しのレンコン農家のヨメ…?


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帰りの軽トラの中でふと思った。
泥に埋まって上を見ると、大きな空があって、自分のペースでポキッポキッとやった1時間。
足抜けなくてしんどいけど、どんどん船が重たくなっていくのを見ると、これがお金に換わるんだなあという充実感もあったり、いま手にしたものが、例えば東京の食卓にきんぴらになって、並んでるところとか想像すると、かなり有意義なことをしているような気分にもなるし。



綺麗な夕日(で泥だらけの顔も目立たない!)


こうしてフーフでレンコン育てて、とって売ったりするのも、
…なんか、いいなあ。そんなのもいいのかもなあ。
夕日の映る霞ヶ浦を見ながら。


ガタガタいう助手席で、ついつい口笛なんてふいてしまった。

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