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碧海地域で良質のタマネギとニンジンを精力的に栽培

2017年9月11日

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永井是充(これみつ)さん(愛知県碧南市)


 愛知県碧南市は、碧海(へきかい)地域(安城市、碧南市、刈谷市、知立市、高浜市の5市)と呼ばれる広大な畑作地帯の一角を占める、国内有数の農業地帯である。愛知県内有数の生産量を上げるタマネギやニンジン、キャベツ等の露地野菜栽培が盛んだ。


201708_yokogao_nagai_0070.jpg 永井是充さんは、碧南市にある2町8反の圃場で、タマネギとニンジンを長年作ってきた。話をうかがった6月下旬は、この地域では、タマネギ収穫が終わる時期にあたる。前日にまとまった降雨があり、「その前に急いで最後の収穫をし、タマネギを全部畑から持ってきた。乾燥機はタマネギでいっぱい」と永井さん。今年はまずまずの収穫量だった。

 個選共販での出荷のため、永井さんの作業場には乾燥機、選別機等の設備がすべて揃っている。さながらミニ選果場の趣だ。設備や農業機械への関心が高く、情報収集を怠らない。JAとなみ(富山県)のタマネギ大規模選別施設も見学に行ったという勉強家である。


 ひとしきりタマネギとニンジンの話をした後は、農業機械に話題が移り、地域の産地には今期、ニンジン収穫機が20台も入るらしいとか、北海道帯広市で4年に一度開かれる国際農業機械展には毎回欠かさず参加しているなど、部会一機械の導入が早いという機械好きの一面をみせてくれた。


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左 :乾燥機から出されたタマネギを見る永井さん(左)と、西三河農業改良普及課の穴井専門員(右)
右 :乾燥機からタマネギがベルトコンベアで運ばれ、大きさにより選別される。はかりの後ろが形状選別機。その奥にはタマネギ乾燥機がある


 後継者は娘の千春さん。奥さんの由美さんとパート4名とともに農業に取り組む毎日だ。8月中旬からはニンジンの播種が始まる。(水越園子 平成29年6月26日取材 協力:愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課)