驚異のダイズ安定多収! 反収500kg取り大豆栽培の大盛堂生産農場を訪ねる
2007年08月13日
7月末の快晴の日、長野県駒ヶ根市の農業生産法人 大盛堂生産農場に、大沼昌弘さん(58)のダイズ畑を訪ねた。
農業生産法人 大盛堂生産農場の経営は、米18ha、小麦23ha、ダイズ18ha、ほかに野菜4.5ha。家族4人のほか、研修生が8名働いている。夏休みを利用して、地元や大阪の農業高校生数名も実習中だ。
ダイズ栽培歴30年以上という大沼さんは、転作ダイズが栽培されるようになる前から反収400kgを優に超え、今では500kgを実現するダイズ作りの達人だ。
畑には、青々として背丈が高く茎が太いダイズの苗が、土が見えないほどに育っている。播種後45日というのに、かきわけて進まねばならないほどだ。株の背丈が1.5m以上にも育つというから驚きだ。
品種はギンレイが中心。栽培法は超密植で、株間6cm、畝間60cm。1mに27株が植わっているところもあるが、茎はしっかりと太い。
大沼さんの多収栽培のポイントは、
1)密植、2)消石灰、3)中耕培土、4)灌水、5)適期防除、だ。
加えて、追肥。花が咲き、成長の頂点で根粒菌が最大(2ミリ!)になると、さやが上までつく。
「今は、1反に3~4万粒播く。麦と同じやり方です。すると、400kgは確実にとれる」
ダイズの作付面積は18haにおよび、半径10kmの280ヵ所にもわたるという。広さも条件もいろいろであるが、安定した収穫を誇るカギがここにありそうだ。
※今年4月に長男の芳生さんに社長を譲り、昌弘さんはNPO法人中央アルプス農業実践塾を立ち上げ、理事長を勤めている。JAと普及組織、農場の三者が力を合わせ、農業を志す人材を育てていく。
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この大沼さんのダイズ栽培を、写真と作業日誌でビジュアルにお届けする「大豆ブログ」(仮)を、近日中に立ち上げます。ご期待ください。(水越園子 2007年7月24日取材)




