提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


イタリア野菜「ナポリ」フィノッキオ -ふっくらと太り、肉質、香りとも本格派・栽培容易

2011年10月31日

 「グストイタリア」シリーズのイタリア野菜。特に注目の品種フィノッキオ(フローレンスフェンネル)「ナポリ」
 フィノッキオは、葉を利用するハーブのフェンネルとは別種で株元の膨らんだ葉柄部を食用とし、軟らかな香りとやさしい甘み、歯切れの良い食感を楽しめる野菜。イタリアでの代表的な食べ方は、オリーブオイルと塩を付ける「ピンツィモーニオ」。くし形に切った生のフィノッキオを山のように食べる。サラダ、グラタン、スープなども楽しめる。和風に漬け物やみそ汁もおいしい。トキタ種苗ではレシピ小冊子の提供、ウェブサイトでも紹介している。



プロ向け「TSGI-2017」 


●適応地域および作型
一般地・暖地の最適播種期および収穫期
・春まき: 3月上旬~4月播種の5月下旬~6月上旬収穫
・秋まき: 8月中旬~9月下旬播種(露地)の10月下旬~12月収穫

●基本的な栽培管理
① 育苗:根量が多くないので、200穴プラグトレーを用いる。春播きの場合は、抽苔の可能性があるので極端な低温には当てない。秋播きの場合は高温下での育苗なので、遮光を行い風通しに気をつける。本葉3~4枚(約1カ月)まで育苗し畑に定植する。
② 定植:ベッド幅1m・条間40cm・株間30cmの2条植えで10a当たり約4,000株栽培できる。定植時に株元から4~5cmのところで葉を落とすと、水分の蒸散が抑えられ活着がスムーズになる。霜害を受けやすいのでその時期はハウスかトンネルで栽培する。
③ 病害虫防除:基本的に登録農薬はない。有機的な防除を行う。一方で他作物に比べ病害虫が少なく、適期栽培では、極端な被害は出にくい。

●調製・出荷
 出荷先からの要望で葉を付けての出荷が目立つが、棚持ちが悪くなるため葉は落とす。上から見て塊茎が丸々と太り、白くジューシーに仕上がったものが上品。弊社品種「ナポリ」は早生品種で、400~700gで収穫になる。プロ向けF1品種「TSGI-2017」は、揃い良く、大きく白く肥大する品種。また、ミニフィノッキオ「TSGI-2015」は100~400g程のサイズで収穫。スティック状に仕立てるなど利用方法はさまざま。安定出荷を目指す方には、是非利用して頂きたい。


●問い合わせ
トキタ種苗 株式会社
〒337-8532 埼玉県さいたま市見沼区中川1069
TEL048-683-3434(代) FAX048-684-5042