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(IPM関連資材情報)微生物殺虫剤のご紹介

2011年01月26日

安全・安心、さらに環境に配慮した農業が推進されています。
ここでは、天敵等を利用した生物的防除、防虫網等を利用した物理的防除、化学農薬との適切な組み合わせ等、環境負荷の低減かつ病害虫の発生を抑制する総合的病害虫管理(IPM)の関連資機材を紹介します。

ゴッツA® (ペキロマイセス テヌイペス乳剤)



●特長
・本剤は昆虫病原性糸状菌であるペキロマイセス・テヌイペスを有効成分とした微生物防除剤です。
・コナジラミ類[オンシツコナジラミ、タバココナジラミ(バイオタイプ B、バイオタイプ Q]に有効です。
・乳剤タイプで溶けやすく希釈が容易です。生物剤であるため農薬散布回数にカウントされません。
・また施設で利用する各種天敵農薬などと体系的に組み合わせてご使用できます。

●適用害虫と効果的な使い方
本剤の効果を最大限に引き出すために下記の点にご留意いただきお使いください。 
 
・散布後の湿度が重要!
散布後、虫体への本菌の感染には高湿度(80%以上)を一定時間(8時間以上)保つ必要があるため、散布は夕方に行い、散布当日の夜間は施設を閉め切ってください。
・適温で散布する!
本剤散布時の温度は 15℃~28℃の範囲が適当です。低温時や高温時での散布は、十分な効果が得られない場合があるので、避けてください。
・継続的に散布する!
害虫の発生初期に散布し、7日程度の間隔で合計3~4回散布してください。
・葉裏に十分散布する!
コナジラミ類は葉裏に生息しているため、散布液が葉裏に十分かかるようにしてください。 
 
●適用害虫および使用方法
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【商品問い合わせ】
出光興産株式会社 アグリバイオ事業部 
〒107-0061 東京都港区北青山一丁目3番6号 SIビル青山
TEL:03-6844-4421 FAX:03-6844-5895  

バイオセーフ® (殺虫剤(天敵線虫))

・天敵線虫スタイナーネマ・カーポカプサエは、様々な害虫に効果がある天敵微生物です。
・散布や灌注処理など、特殊な処理方法は必要ありません。
・抵抗性発達の心配がありません。
・処理回数に制限がありません。
・他の生物農薬、天敵、IPMに有効な剤と同時に使用できます。
・化学剤が効きにくくなった害虫の防除に。



●適用害虫
現在、数多くの土壌害虫、枝幹害虫に対して登録があります。
例) ももやおうとうのコスカシバ、なし、りんごのヒメボクトウ、タラノキのセンノカミキリ、いちじくのキボシカミキリ 
 
●作用機作
・天敵線虫が昆虫の体内へ侵入すると、持っている共生細菌ゼノラブダス・ネマトフィラスを放出し、昆虫を殺します。
・天敵線虫は、害虫が来るのを「待ち伏せ」し、近くにくると一斉に感染死亡させます。
・感染を受けた害虫は2~3日以内に死亡します。 
 
●上手な使い方
・効果が高いのは幼虫期、防除対象の害虫の幼虫の密度が一番高い時期の処理が有効です。
・安定した効果を得るためのコツは、天敵線虫が定着しやすい環境を作ることです。
 (直射日光、30℃以上の高温、乾燥を早める風が強い日、などを避けて使用してください。)
・使用方法は簡単、水で希釈してジョロや一般的な散布機で処理できます。
・化学殺虫剤、殺菌剤、除草剤との混用、または近接処理が可能です。
・線虫にとって好適な環境であれば、感染死亡した害虫の体内で増殖、持続的効果が期待できます。

(農林水産省登録 第21503号)  
 
【商品問い合わせ】
株式会社エス・ディー・エス バイオテック
〒103-0004東京都中央区東日本橋一丁目1番5号
TEL03-5825-5522 FAX03-5825-5501  

バイオトピア® (殺虫剤(天敵線虫))

・ブルーベリーの育ちが悪い、葉の色がおかしい、根元がぐらつく…これらの症状はコガネムシ幼虫の被害かもしれません。
・土壌害虫が発生しにくい微生物環境構築の一助に。



・散布や灌注処理など、特殊な処理方法は必要ありません。
・抵抗性発達の心配がありません。・処理回数に制限がありません。
・他の生物農薬、天敵、IPMに有効な剤と同時に使用できる。 
・化学剤が効きにくくなった害虫の防除に。

・バイオトピアの成分は、スタイナーネマ・グラセライという天敵線虫です。
・この線虫は、コガネムシ類幼虫やチョウ目幼虫に幅広く殺虫効果を発揮します。
 (芝を加害するコガネムシ類幼虫、シバオサゾウムシ幼虫、スジキリヨトウ、シバツトガ幼虫、カンショを加害するコガネムシ類幼虫、ブルーベリーを加害するヒメコガネ幼虫、ハスカップを加害するナガチャコガネ幼虫などに) 
 
●作用機作
・天敵線虫は、土壌中で害虫を探し回って、感染、死亡させます。
・感染を受けた害虫は2~3日以内に死亡します。  
 
●上手な使い方
・効果が高いのは幼虫期、防除対象の害虫の幼虫の密度が一番高い時期の処理が有効です。
・安定した効果を得るためのコツは、天敵線虫が定着しやすい環境を作ることです。
 (直射日光、30℃以上の高温、乾燥を早める風が強い日、などを避けて使用してください)
・使用方法は簡単、水に希釈して、そのまま土壌表面に散布します。
・化学殺虫剤、殺菌剤、除草剤との混用、または近接処理が可能です。
・線虫にとって好適な環境であれば、感染死亡した害虫の体内で増殖、持続的効果が期待できます。

(農林水産省登録 第20478号)
 
【商品問い合わせ】
株式会社エス・ディー・エス バイオテック
〒103-0004東京都中央区東日本橋一丁目1番5号
TEL03-5825-5522 FAX03-5825-5501  

ハスモン天敵 (ハスモンヨトウ核多角体病ウイルス水和剤)



ハスモン天敵(ハスモンヨトウ核多角体病ウイルス水和剤)は、日本化薬(株)が開発した新しいコンセプトの害虫防除剤です。
適用作物、適用害虫はいちご、レタス、えだまめ、だいず、キャベツ、しそ、アスパラガス、食用ぎく、つるむらさきのハスモンヨトウです。
だいず、えだまめのRCヘリによる散布にも適用できます。
本剤は、従来の化学合成農薬とまったく異なるメカニズムでハスモンヨトウ幼虫を防除し、散布後に発生する世代に対する密度抑制効果も期待できます。

●特長
・新しいタイプの害虫防除剤
ハスモンヨトウ核多角体病ウイルスが有効成分で、従来の殺虫剤とはまったく異なるメカニズム(感染致死によって)でハスモンヨトウ幼虫を防除します。
・環境に対する負荷が小さい
天敵等の有用昆虫や植物に対する影響、また土壌中の有用微生物への影響は認められていません。
・薬害の心配が少ない
いちご、レタス、えだまめ、だいず、キャベツ、しそ、アスパラガス、食用ぎく、つるむらさきへの薬害は認められていません。
・他の防除剤との混用について
代表的な農薬との混用試験で、薬害や物理性への悪影響は認められていません。(強アルカリ性農薬とは混用、近接散布ができません。)
・特別栽培農産物
特別栽培農作物に係わる表示ガイドラインにおいて、化学合成農薬の使用回数に含まれません。 
 
●上手な使い方
・散布適期は若齢幼虫期です。
・低温時の使用は避けてください。25度以上での散布が効果的で、特に20度以下では効果が劣ることがあります。
・曇天時または夕方の散布が効果的です。
・ハウス内での持続効果は5~7日間です。
・効果はゆっくり現れますので少なくとも1週間程度、様子を見てください。

【商品問い合わせ】
日本化薬株式会社
〒102-8172 東京都千代田区富士見1-11-2
TEL03-3237-5223  

ボタニガード®ES (ボーベリア バシアーナ乳剤)



●特長
・ボーベリア バシアーナの分生子(GHA株)を有効成分とする微生物殺虫剤です。
・コナジラミ類・アザミウマ類・コナガに対し、従来の化学農薬と同等の高い防除効果を発揮します。
・鉱物油を含んだ乳剤であり、湿度条件に影響されにくい為、施設だけではなく露地でも使用することができます。
・コナジラミ類、アザミウマ類、コナガなどに寄生する昆虫病原性糸状菌を利用した防除の為、薬剤抵抗性の発達した害虫に対しても優れた防除効果を発揮します。
・ボタニガード散布後、好条件下では感染死亡虫の体表面に白いかび(ボーベリア バシアーナ)が生えるので、効果が目で確認できます。
・JAS法に適合し、農薬散布回数にカウントされませんので、有機栽培、減農薬栽培等でも使用可能 です。 
 
●使い方
・対象害虫が死亡するまでに時間がかかるため、その間の害虫の増殖被害を考えて、害虫発生初期から散布を始めて下さい。
・ボーベリア バシアーナの感染には温度と湿度が重要です。散布後は適当な温度(18℃~28℃)と80%以上の湿度条件をすくなくとも 15時間以上、できれば24時間保って下さい。ハウスでは夕方から翌朝までに散布することで、高湿度条件を保つことができます。
・高い効果を安定して出すため、7日程度の間隔で3~4回散布することをお勧めします。
・殺菌剤の影響を受けやすいので、基本的に混用は避けて下さい。
・ボタニガード ESは、虫体に接触しないと効果を発揮できません。アザミウマ等の花中に生息する害虫を対象に防除を行う場合には、花の中まで十分に薬液がかかるようにして下さい。

【商品問い合わせ】
アリスタ ライフサイエンス株式会社
〒104-6591東京都中央区明石町8-1聖路加タワー38F
TEL03-3547-4415 FAX03-3547-4695

マイコタール® (バーティシリウム レカニ水和剤 ) 



●特長
・マイコタールの有効成分であるバーティシリウム レカニはコナジラミ類・アザミウマ類に感染しますが、オンシツツヤコバチなどの天敵へは感染しません。よって天敵と併用が可能です。
・従来の殺虫剤と同等の、高い防除効果を発揮します。
・好条件下ではバーティシリウム レカニはコナジラミ類の死亡後、体外で胞子を作ります。
・コナジラミ類などに寄生する昆虫病原性糸状菌を利用した防除の為、薬剤抵抗性コナジラミなどでも防除が可能です。
・JAS法に適合し、農薬散布回数にカウントされませんので、有機栽培、減農薬栽培等でも使用可能です。   
 
●使い方
・本剤は入手後冷暗所に保存し、開封後は早めに使い切ってください。
・本剤の有効成分は生菌であるので、散布液調製後は出来るだけ速やかに散布してください。
・本剤に対して高い殺菌活性を持つ薬剤があるので、本剤の使用期間中に他剤を処理する場合は十分に注意してください。
・本剤の効果を十分に発揮させるためには、散布後半日~3日間にわたって施設内を温度18~28℃、相対湿度80%以上に保つことが望ましいため、午後遅くか夕方に散布し、夜間は施設内を閉め切ってください。
・7日程度の間隔で2~3回散布してください。
・コナジラミ類の防除に使用する場合には、コナジラミ類が好んで生息する葉裏と生長点に十分かかるようにしてください。

【商品問い合わせ】
アリスタ ライフサイエンス株式会社
〒104-6591東京都中央区明石町8-1聖路加タワー38F
TEL03-3547-4415 FAX03-3547-4695

エスマルク®DF (BT生菌剤) 



●特長
・本剤は自然界に存在する BT菌(バチルス・チューリンゲンシス・クルスタキ)の産出する結晶タンパクと胞子を含む微生物農薬の1種である。
・優れたBT菌株の選抜とその効果を最大限引き出す製剤(DF、ドライフロアブル)技術を採用し、アオムシ、コナガ、ヨトウムシ、オオタバコガ、ハイマダラノメイガなどのチョウ目(鱗翅目)害虫に高い効果を示す。
・一方、人畜、魚介類、鳥類、また各種天敵類や花粉媒介をするハチ類には安全性が高く、また環境への負荷が小さく、IPMに適合した剤である。
・野菜類、果樹類、樹木類をはじめ、花き類、茶、しょうが等に広い適用範囲を有し、また有機栽培での利用が認められている非カウント資材である。

●上手な使い方
・本剤の作用は他の化学農薬とは異なるため、害虫の殺虫剤抵抗性を回避するために、害虫防除のローテーションの1剤として用いることができる。
・また、近年、プレオフロアブルなどに代表されるように、天敵類に安全性が高い選択的な薬剤が上市されている。
・これらの薬剤と本剤を組み合わせて利用することで、天敵などの有用昆虫の働きを阻害することなく、IPMによる効率的な害虫防除体系を組むことが出来る。

【商品問い合わせ】
住友化学株式会社
お客様相談室:0570-058-669(ナビダイヤル)
農業支援サイト「i-農力」 

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