普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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青森県
田島聖一

にんにく優良種子生産に向けて

2017.06.12

 5月17日、JAゆうき青森のにんにく種子ほ場にてウイルス検査を行いました。
 産地の維持・形成のためには優良種子が欠かせません。農業普及振興室、農協、関係機関が一体となり、にんにくの優良種子生産に努めています。


 検査では、ウイルスや病気の被害が多いものを抜き取ります。
 昨年も経験しましたが、地道に歩きながら見極めなければならず、目と腰が痛くなる作業です。この繰り返しにより優良種子を残していきます。


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左 :1畝を2人で検査 / 右 :目と腰が痛くなる作業


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左 :抜き取った株がウイルス症状かを見極める作業 / 右 :ウイルス症状


 次回は2週間後に検査を行う予定です。
 収穫まであと1か月。優良種子生産に向け、関係機関が一体となり取り組んでいきます。

田島聖一

青森県上北地域県民局地域農林水産部農業普及振興室に配属となり3年目。前職は農協職員として販売業務を中心に産地形成に携わる。野菜・果樹・花きの基本を先輩から教えていただき、現場を通じて日々勉強中。

blog_hukyu_iwatani_f.jpg 島根県
岩谷洋美

雄牛「久茂福号」のストロー製造が大変

2017.06. 9

 島根県の雄牛は、「第7糸桜」「茂重桜」「糸安茂」などなど、大当たりした牛がいましたが、ここ数年ホームラン級は、なかったようです。
 ところが、ついに久々のホームランが出ました。

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今、人気の島根県の雄牛「久茂福号」


 これから、島根の子牛市場でも出荷が増えるようですが、精子をストローに小分けして凍結販売するための製造が追いつかないくらい、注文が来ているようです。

 ちなみに、久茂福の"久"は、久々の久ではなくて、この牛の父親からもらって命名したということでした。

岩谷洋美

採用から5年目、島根県農業技術センターに配属されて2年目となります。担当は果樹ですが、ブログの記事は他担当の普及員からも情報をいただきながら書いていきます。

大分県
塩崎洋一

就農状況調査

2017.06. 8

 新規就農者の確保は、全国共通の普及課題かと思いますが、この日は、経営継承して就農したSさんの状況調査です。
 本人が色々と答えている後ろには、「本当かよ~」みたいな感じで、ほほえんでいるご両親がいます。
 自宅周辺の調整作業場の装備状況や広大な圃場を見せてもらい、感服したのは私だけでしょうか。こんな経営であれば、後継者はみんな帰ってくるよなあ、と思った次第です。


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左 :関係者あげての支援。色々と聞くにも、ベテラン普及員の味があります
右 :畑の野菜をほめるべきか、きれいな青空に感動すべきか。普及員でよかった、と思う瞬間でした


 この地域はもともと畑作地帯で、最近では露地野菜や施設野菜の一大産地。
 基幹産業は農業です!! と叫べる、わが県で間違いなく中山間地域の一等地。
 ですが、地元の保育所は定員オーバーで、すぐには入れない状態です。少子高齢化に歯止めをかけるのは地域農業、とでも言わねばなりません。


 そこで気をつけたいのは、「数件の大規模農家だけでは、こうはならない」ということ。地域の皆さんが産地としてバリバリやっているからこそ、保育所が足りないほどの『中山間地域』になっているということです。

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

青森県
田島聖一

排水不良ほ場対策について

2017.06. 5

 5月10日、JA十和田おいらせ農業技術センターにおいて、自動操舵トラクターによるごぼうの植溝掘り作業が行われました。


 上北地域ではながいも、にんにく、ごぼう等の根菜類が主力ですが、昨年の台風等の大雨により特に排水不良のほ場において腐敗等の被害が多く出ました。
 そこで今年は全国システム化研究会の事業を活用し、複数の排水技術の組み合わせによりごぼうの生育、収量に及ぼす効果を検討することにしました。

 試験は、額縁明渠を掘ったほ場の中に実証区として全面パラソイラ処理区と弾丸暗渠による通路の溝切り区を設け、慣行区と比較します。
 また、作業の効率化を計測するため、植溝掘り作業及び収穫作業をトラクターの自動操舵と手動操作での比較を行います。


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左 :普及振興室、野菜研究所、JA十和田おいらせ、全農あおもり、農機メーカー等、関係機関が参加した。
右 :トレンチャー耕起作業


 植溝をまっすぐ掘るには熟練の腕が必要です。今回、初めて自動操舵トラクターの作業を見たのですが、できあがりを見て機械の精度に驚きました。これなら不慣れな方でもベテランの方と同等の作業が可能となります。
 次回は、弾丸暗渠による通路の溝切り作業を行います。


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自動操舵での作業区(左)と手動での作業区(右)

田島聖一

青森県上北地域県民局地域農林水産部農業普及振興室に配属となり3年目。前職は農協職員として販売業務を中心に産地形成に携わる。野菜・果樹・花きの基本を先輩から教えていただき、現場を通じて日々勉強中。

大分県
塩崎洋一

経営研修会

2017.06. 1

 経営の普及活動というと、とても多岐に渡ります。
 まずは解釈の入り口ですが、例えば、技術指導です。各部門担当者が専門技術に即して指導するイメージですが、経営指導の上からは、経営改善のための技術指導となります。


 昔、ある大先輩が「指導といっても色々ある。農家のハウスや牛舎の中で作物をとらえての部分的な指導を言うのか、農家の経営全体をとらえての指導か。ファームマネジメント、という言葉でいえば、指導は後者になる。その場合は、技術指導だけではない、今からの時代はこれだ。」という意味合いを話していました。

 普及活動の内容は、行政組織のためか、「これはこれ、あれはあれ」と分けられることが多いような気がします。経営の普及活動と言っても、簿記は簿記、資金は資金、生産技術は部門担当、という具合です。ですが、すべてが繋がって、融合して、決算書の数字が作られているはず。


 私のもともとの専門は畜産ですが、例えば、園芸の経営に関わった場合には、利益、回転率、反収などなど、畜産であろうが園芸であろうが共通する指標を聞きながら、数字を組み立てていきます。そうして農場の流れや問題点などが見えてくると、「経営体の現状のスキルで何ができるか、どこまでできるか」をやりとりしながら進めていきます。

 経営再建に関わった場合は、特に、「今、何ができるか」これが重要かと思います。もちろん、この病気にはこの薬、といった専門技術は部門担当の役割です。
 そして、こうした農場の状況を把握する第一歩が、数字を並べることです。

 
・・・みたいな研修会を、若手中心に行いました。あと何回かおこなう予定です。


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みなさん、堅くなっているような気がしましたが、きっと何かをつかんでくれたと思います

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

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