普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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埼玉県
九十九薫

「入間地方青年農業者会議」開催!

2017.02.14

 狭山市市民会館小ホールにおいて、平成29年1月13日(金)に管内の4Hクラブに所属する青年農業者を中心に「平成28年度 入間地方青年農業者会議」を開催しました。


 前半は4Hクラブ員のプロジェクト活動の発表会が行われ、管内5つの4Hクラブから課題発表が行われました。今年の課題は消費者との交流や消費者の意向を把握するものが多かったですが、どの課題もよく活動されており審査員は審査に苦慮していました。


 後半は「GAPを活用した経営思想の転換」という演題で(株)ファーム・アライアンス・マネジメント代表取締役の松本武氏から講演いただきました。


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GAP研修会。松本武氏による講演


 「安全・安心は差別化するためのものでなく、当然確保されるべきもの」「チェックリストの項目に取り組むことがなぜ必要なのか? を生産者が理解することが必要」など、GAPへの取組にあたっての生産者の心構えやその必要性について詳しくお話しいただきました。
 GAPに興味のある農業者も多数参加し、GAPへの理解が深まった研修会となりました。


 プロジェクト発表の結果は、狭山市4Hクラブと所沢市4Hクラブの2団体が2月10日に開催される埼玉県大会への出場を決めました。
 今後は、県大会に向けて発表の練習を重ねていく予定です。


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県大会でもがんばって!

九十九薫

埼玉県川越農林振興センター 新規就農・法人化担当の九十九(つくも)です。6次産業化担当です。埼玉県入間郡の農業情報をお伝えしたいと思います。

大分県
塩崎洋一

飼養管理技術の見える化に向けて(その1)

2017.02. 9

 冬場になってからでしょうか、管内の去勢子牛の中に、尿石が見られるものが出てきました。
 子牛を高く売るためにはしっかりとエサを食わせなければなりませんが、濃厚飼料の量によって、また、そのエサの成分によって、症状に濃淡が出ます。あるいは、同じエサを同じ量だけ食べていても、尿石症状が出るものと出ないもの、さまざまです。


 もちろん、肉用牛農家で使われる子牛用の配合飼料は、材料の配合割合などの詳しい成分はなかなかわかりません。そこで、管内の農家さんの子牛の尿を調べて、このエサをこれだけやっていれば、アルカリ度合いやミネラル分などがどうなるかを見て、飼養管理指導に役立てよう。これなら農家さんの庭先ですぐに判断できるし、しかも牛の状況が「見える化できる」と、E普及員がやり始めました。


 そこで、私から「ならば、エサの中身が全部わかっているエクセレント(※)を使った牛を調べてみよう、何か基準になるかもしれない」と提案したところ、早速N牧場に向かうことになりました。とっても寒い日でした。
 N牧場とエクセレントというエサについては、「技術と普及」平成25年10月号に紹介しています(タイトル:「大分県和牛肥育産地再編に向けた普及活動」)。


「エクセレント」とは和牛肥育のエサで、従来、大分県内で肥育期間のステージで3種類の濃厚飼料を使用していたものを、一貫して1種類の濃厚飼料で管理する体系用に、普及を中心にした現場活動の中から作られたもの。


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なぜか雌牛から採取するのが得意なE普及員。平均10頭で8頭は採取してます


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尿検査紙をで調べるE普及員。左はN牧場担当、採用4年目のA普及員。何事も経験が大切です


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いくつもの成分を調べて、考察します。まだ、傾向で把握している段階です

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

埼玉県
九十九薫

「農業の6次産業化研修会」開催!

2017.01.30

 平成28年12月6日(火)に、ウェスタ川越会議室において管内の6次産業化に取り組む農業者を対象に「農業の6次産業化研修会」を開催しました。


 講師として、農業者と小売店とを直接つないで、こだわり農産物の販売を進めている(株)結農彩の宮本有里社長と、埼玉県内を中心に4店舗のスーパーを経営されている(株)スーパーヤオフジの小宮山直子社長をお迎えしました。
 6次産業化に取り組む農業者は「販路をどう開拓していくか?」が主な悩みとなっているので、販売者から見た農産物や加工品に求められていること、販路拡大のためのポイントなどを講義していただきました。
 参加者からも質問や積極的な意見があり、お互いの交流も深まった研修会となりました。

 今後も、このような機会を設定して、農業者同士や異業種との交流の輪を広げていければと思います。


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左 :研修会の様子 / 右 :閉会後も情報交換

九十九薫

埼玉県川越農林振興センター 新規就農・法人化担当の九十九(つくも)です。6次産業化担当です。埼玉県入間郡の農業情報をお伝えしたいと思います。

青森県
伊藤和彦

夏秋トマトのアンケート調査を行いました

2017.01.20

 12月21日(水)、ゆうき青森農協主催の夏秋トマト実績検討会が七戸町で開催されました。
 平成28年度は、8月に発生した3つの台風の影響から出荷数量が減少し、残念ながら、トマト部会が目標としている販売金額1億円は達成できませんでした。
 しかし、3年前に農協と普及振興室がタイアップして実施した「産地課題アンケート調査」に基づいた技術指導等により、単価の高い9~10月の出荷量増加をねらった「6月定植」と、高品質生産に向けた「摘果(花)」、「全摘葉」による裂果対策が定着し、A品率はここ数年間で最高となりました。


 この日は、時代や環境によって変化する生産者のニーズを把握し指導に生かすため、同様のアンケート調査を行いました。


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左 :アンケートについて説明しています / 右 :実施した産地課題アンケート


 今後は、この結果をわれわれと生産者が共有するとともに、農協が作成している「個別カルテ(出荷データ)」とリンクさせることによって、生産者ごとの課題を明らかにし、より濃密な指導を行うこととしています。

伊藤和彦

青森県上北地域県民局農業普及振興室で野菜の産地育成を担当しております。仕事のストレスを家の家庭菜園で癒し、家庭菜園の疲れを忘れて普及活動を行っております。

大分県
塩崎洋一

OJTの方向性

2016.12.26

 普及指導員のスキルアップのために、普及活動でOJTを行うことは多いかと思います。
 そのOJTですが、例えば、野菜の担当者が野菜農家さんに出向いて、施肥管理や防除技術に関する普及活動を行う場合、農家さんと普及指導員の間には、野菜であったり農薬や肥料であったりと、具体的な材料が転がっていることが多いものです。

 私だけが思っていることかもしれませんが、生産技術に関しての普及指導活動では、例えば、何かの病気や土壌診断の結果で、この薬、この肥料、というように、ある程度の方向が見えることも多いでしょう。

 ところが、これが経営指導ではどうでしょうか。例えば、その農家さんの青色申告用紙が、肥料や農薬のような具体的な判断の材料になるかと言えば、少し違うように思うのです。


 経営でお悩みの農家さんが青色申告用紙を持ってきても、その青色申告の決算が、「もしかすると正確ではない」ために、「経営で悩んでいる」ことも多いのです。そういう場合は「決算書が正確でないかも」という前提から、「では、どこがおかしいのか」を、本人とやりとりして見抜かねばなりません。

 もちろん、「申告用紙、決算、正確ですか?」「どこを適当に合わせたりしましたか?」などが、すぐに聞ける間柄ならよいのですが、そうでない場合は、農家さんとのコミュニケーションで、解決の糸口、つまり、「この病気にはこの薬」に当たる部分を、こちらから探していかねばなりません。今日は、そのOJTをうまく進めるための研修会でした。


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左側、若手3人。1人は普及が初めての10年選手です


 自分の実際の事例を持ち寄って、それについて何をどうすれば良いか検討して、さらに現地でやってみる。そしてまた、数カ月後に集まって、先輩方のアドバイスなどをもらっていく。「経営の技術」というよりは「普及方法」と言えますね。

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

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