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北海道
田所由理恵

生活設計とマネープラン

2016.01.22

 「長期・短期生活設計」。私が普及員になった昭和の時代(うわぁ~、かなり古い話に聞こえますね~)、新人だった初々しい私は先輩普及員から「農家生活の基礎のまた基礎」と、たたき込まれました(あ!? 表現がよろしくないですか?)

 時代が流れ「経営」という言葉は日常になりましたが、その陰で「生活設計」は陰をひそめ、活動の中で耳にしない言葉になってしまいました(私の周りだけかも知れません)。


 昨年末、上ノ国町の青年を対象に、ファイナンシャルプランナーを招いての生活設計に関する講座を開催しました。その名も「老後に備える生活設計とマネープラン」。
 私達北海道職員がお世話になっているファイナンシャルプランナーの方から"農家の方達にも話をする機会を設けたい"旨のお話を頂き、全面的なご協力により当日の開催となった訳です。


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左 :講師の須藤臣さん。題名にググッと引きつけられます
右 :真剣に耳を傾ける出席者の皆さん


 「若い人はこれから結婚して子供達を大学まで進学させるとすると...」「農業には定年がないから体が動く間は働くとしても...」と、各自が自分の将来の"絵"を描きながら聞ける、とてもわかりやすい説明で、さらに「農業者はサラリーマンと比較すると...」「国民年金は今の仕組みが...」と具体例な数字等を見ながらの2時間はあっという間。参加者各自に生活設計の必要性と危機感(?)を植え付けるに充分な、濃い内容の講座となりました。


 当日参加した、"昔、青年だった人"は「もっと若いときに聞いておけばよかった。息子や地域の若い人達に教えてあげる。」と言って帰られました。

 普及センターから参加した若手の普及指導員は、その考え方に関しても勉強になったようで、今後の活動にも活かせるのではないでしょうか。

 私は...農業者に関する年金制度についてはしばらく勉強していなかったので、『へぇ~?』と思うことも多く(顔には出しませんよ!)、そして昔の普及活動を思い出して、なんだかとっても懐かしく感じました。

田所由理恵

平成24年から檜山農業改良普及センター所属。25年度に高付加価値に係わる仕事に変わりました。北海道に新幹線が来るのも間近!北海道の入り口で地域農畜産物の付加価値向上に邁進します。

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