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長野県
平谷敏彦

ウイルス病簡易診断キット

2011.06. 1

 人間にとって快適な気候のこの時期は、ウイルスにとっても元気が出るのか、この時期、花でもウイルス症状の持ち込みや相談が多くなります。



INSVに感染したトルコギキョウ


 このウイルス病診断に威力を発揮するのが、「イムノストリップ」という簡易診断キット。検体の葉をすりつぶした液に、ウイルス別(CMV、TSWV、INSVの3種類)に用意された判定用の検査紙を差し込むだけで、2~3分で判定が可能です。

 写真で見るとわかりづらいですが、真ん中のINSVだけ2本の赤い線が出ており、上に1本の線だけだと陰性、上下2本の線が出た場合は陽性となります。このところ判定しているトルコギキョウでは、ほとんどINSVの陽性反応が出ており、地域全体に感染が拡がっている可能性があります。


  
左 :診断中  / 右 :判定結果


 事後対策として、被害株の抜き取りやアザミウマ類の防除、防虫ネットの設置を呼びかけますが、やはり限度があり、いかに感染を防ぐか、冬期間も含めた管理が次年度の課題となりそうです。


(画像をクリックすると大きくなります)

平谷敏彦

25年4月から諏訪農業改良普及センター勤務、20年ぶりに戻ってきた職場です。慣れない次長職で事務に追われる毎日ですが、花の現場に出ると元気をもらえます。

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