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徳島県
吉原 均

鉄とイネ籾のマリアージュ?

2010.06.28

 今回はちょっと変わった稲作についてです。その名も鉄コーティング直まき! 「みんなの農業広場>注目の農業技術」でも詳しく紹介されている技術です。

 徳島県では全然普及していない技術ですが、今回わが管内にチャレンジする農業者がいらしたことから、支援センターの出番となりました。
 コーティング作業には機械が必要なので、農業研究所からレンタル。また、高度支援センターの作物担当職員の協力も得て作業しました。


 この技術は、ずいぶん昔に、近畿中国四国農業研究センターで開発されたものです。そのころ研究員だった私は、担当の研究員さんから、直接説明してもらいました。
 そのときに見せてもらった、磁石にくっつくイネ籾のインパクトは大変強烈で、今でもよく覚えています。私は後にこの技術にヒントを得て、アマモ場再生技術を開発することになったのです。(興味のある方は→こちらをご覧下さい。水産関係のHPなので私の名前は出てきませんが、一応、発案者なんですよ)


  
左 :コーティング作業中。作業者は高度支援センター小牧主任班長
右 :コーティング直後の籾


 さて直まきですが、播種の4日ほど前にコーティングしたものを使いました。品種は「あきさかり」。
 播種作業はあっという間におしまい! 農家の方も「これは楽じゃ~」と感心されたようす。
水加減の関係で、多少の生えムラが出ましたが、順調に成育中です。この省力栽培法、どんどん広まって欲しいものです。


  
左 :5日後の籾。さびさびです!ずっしり重い!
右 :播種は除草剤散布用の散粒機で行いました


  
左 :約40日後の様子。いい感じで生えてます
右 :分げつも順調に増えてます。無事に収穫できるといいですね~

吉原 均

徳島県美波農業支援センターの吉原均です。野菜・作物担当で「きゅうり」、「いちご」、「水稲」、「藍」を担当しています。

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