普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
   普及指導員とは・・・こちら

RSS

長崎県
尾崎哲郎

いちごの土壌断面調査実施

2008.07.23

 壱岐島内には7haほどいちごが作付けされていますが、平均単収は県下平均よりやや低く後継者がうまく育っていない状況です。なんとか平均単収を引き上げるために地床栽培のみを対象として土壌断面調査を行いました。

 貫入式土壌硬度計、山中式土壌硬度計を使用し、収穫終了後の作土層の厚さ、地表からの深さ別土壌硬度、根の張り方、根圏状況、排水性について調査しました。

 農家は土壌を深く掘って土や根の状態などを確認する認識が少なく、調査中は大変興味深く見守りながら、やっぱり根が少ないとか排水が悪い、作土が浅いなど頭で思っていた状況を実際に自分の目で見ることで大変納得できたと思われます。


貫入式土壌硬度計によりうねからの作土層や深さ別土壌硬度がわかる。
(調査は曇雨天または雨の日が暑くないのでおすすめです)


うね全体に広がったいちごの根の状態(高単収農家事例) 教訓! 高単収農家ほど掘りやすい

 
 いちご部会の栽培研修会の折に次年度の土づくりに役立てることを目的として調査結果について発表しています。

 7月からの肥料値上げ、一部生産中止など施肥基準について再度見直しが必要となりました。普及指導員も農家以上にコスト意識が大切です。これからますます農家の経営安定に寄与しなければ・・・・


6月19日に開催されたJA壱岐市いちご部会栽培研修会にて結果報告。 (会場は牛セリ場で壱岐牛は全国的に有名です)

(文中の画像をクリックすると大きく表示されます)

尾崎哲郎

長崎県壱岐地方局壱岐農業改良普及センターの技術課で野菜を担当しています尾崎哲郎といいます。離島ならではの普及活動や普及指導員としての苦労など紹介できれば幸いです。

上へ戻る

カレンダー

loading ...

みんなの農業広場に戻る