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愛知県
佐光佳弘

家族経営協定書に調印

2009.02. 6

 1月23日、JAあいち海部総合支援センターにおいて、家族経営協定の調印式が行われました。今回調印したのは、弥富市内の7戸の農家です。


家族経営協定調印式には、7戸の農家が出席されました    
家族経営協定調印式には、7戸の農家が出席されました


 「家族経営協定」とは何か知らない方も多いと思いますので、少し説明します。

 農業は、家族労働力主体で営まれているケースが非常に多いです。
 この場合、夫と妻、後継者、後継者の妻などで農作業から金銭管理、家事などを分担することになりますが、暗黙の了解で進められることがほとんどだと思います。

 また、休日や、妻や後継者などの給料については、明確に決められているわけではありません。メリハリのない仕事を続けなくてはならず、意欲が向上しないということがあります。さらに、妻や後継者が、経営主に意見を言うことができないというケースもあります。


   
左 :父と息子が、協定書に署名・捺印しています 右 :協定書には、立会人も署名・捺印しました


 それぞれが意欲を持って、効率的に働けるようにするため、家族の役割、休日や給料などを明確にしたものが、「家族経営協定」です。「家族経営協定」を締結したことによって、自分の家の農業経営について、話し合いができるようになり、経営が伸びたという事例もあります。


 家族経営協定とは何かを農家の方に説明し、どのような項目について、家族で話し合ったらいいかを提案したり、家族間の意見を調整したりしています。



署名・捺印した協定書は額に入れ、立会人から各家族に渡されました
  

 さて調印式では、家族経営協定書に署名・捺印をし、立会人である弥富市農業委員会長、JAあいち海部南部営農センター部長、私が所属する愛知県海部農林水産事務所農業改良普及課長が署名・捺印しました。すべての人が署名・捺印した協定書は額に入れ、それぞれの方にお渡ししました。

 せっかく調印した家族経営協定なので、家族みんなが見ることができる場所に協定書を飾っていただき、仕事の分担などについて話し合うきっかけにしていただきたいと思います。


(文中の画像をクリックすると大きく表示されます)

佐光佳弘

愛知県海部農林水産事務所農業改良普及課(海部農業普及指導センター)の技術指導グループで、作物担当として仕事しています。 県職員12年目ですが、職場では3番目に若い新米です(職員数は18人)。

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