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三橋伊蕗

梅干し品評会

2017.11.13

 JAいるま野越生(おごせ)梅部会で、10月31日に梅干し品評会が開催され、当農林振興センターも審査委員として参加しました。


 出品数は80点で、越生の固有種である「べに梅」や、南高、白加賀をはじめ複数の品種が出品されました。
 今年は土用干しの時期に降雨曇天が続き、天日干しの不足が懸念されましたが、出品されたものは良品揃いで、生産者の努力と技術の高さを感じました。
 審査は、色、揃い、パック詰めの美しさなどの外観を審査した後、試食して肉質や香り、塩気と酸味のバランスなどを確認して、食味の特に良好なものを選びました。


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品評会審査の様子


 ところで、越生の梅干しは、塩分濃度が低く食べやすいのが特徴です。
 塩分が少ないとはいっても、一般的な減塩梅干しとはちょっと違います。
 一般的な減塩梅干しは、20%の塩分濃度で漬けた後、塩抜きをして塩分を減らしています。そうすることで、塩分が非常に少ない梅干しをつくることができますが、梅の栄養分も一緒に抜けてしまうという欠点があります。越生では塩抜きをせず、漬けるときの塩分濃度を控えているため、梅の栄養がしっかりと残り、健康にも良いと評判です。


 ちなみに、両者は食品表示の名称が異なります。越生でつくられているような、本来の梅干しはそのまま「梅干し」と記載されますが、一度塩抜きをして再度味付けを行った梅干しは「調味梅干し」となります。スーパーで梅干しを購入する際には、この違いにも気をつけてみてください。

三橋伊蕗

埼玉県川越農林振興センターの三橋です。普及指導員の資格取得に向けて修行中の採用2年目。担当作目は果樹と野菜で、県内ではややマイナーな「うめ」「ゆず」をおもに担当しています。

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