普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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青森県
田島聖一

田島聖一

青森県上北地域県民局地域農林水産部農業普及振興室に配属となり3年目。前職は農協職員として販売業務を中心に産地形成に携わる。野菜・果樹・花きの基本を先輩から教えていただき、現場を通じて日々勉強中。

にんにく優良種子生産に向けて

2017.06.12

 5月17日、JAゆうき青森のにんにく種子ほ場にてウイルス検査を行いました。
 産地の維持・形成のためには優良種子が欠かせません。農業普及振興室、農協、関係機関が一体となり、にんにくの優良種子生産に努めています。


 検査では、ウイルスや病気の被害が多いものを抜き取ります。
 昨年も経験しましたが、地道に歩きながら見極めなければならず、目と腰が痛くなる作業です。この繰り返しにより優良種子を残していきます。


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左 :1畝を2人で検査 / 右 :目と腰が痛くなる作業


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左 :抜き取った株がウイルス症状かを見極める作業 / 右 :ウイルス症状


 次回は2週間後に検査を行う予定です。
 収穫まであと1か月。優良種子生産に向け、関係機関が一体となり取り組んでいきます。

排水不良ほ場対策について

2017.06. 5

 5月10日、JA十和田おいらせ農業技術センターにおいて、自動操舵トラクターによるごぼうの植溝掘り作業が行われました。


 上北地域ではながいも、にんにく、ごぼう等の根菜類が主力ですが、昨年の台風等の大雨により特に排水不良のほ場において腐敗等の被害が多く出ました。
 そこで今年は全国システム化研究会の事業を活用し、複数の排水技術の組み合わせによりごぼうの生育、収量に及ぼす効果を検討することにしました。

 試験は、額縁明渠を掘ったほ場の中に実証区として全面パラソイラ処理区と弾丸暗渠による通路の溝切り区を設け、慣行区と比較します。
 また、作業の効率化を計測するため、植溝掘り作業及び収穫作業をトラクターの自動操舵と手動操作での比較を行います。


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左 :普及振興室、野菜研究所、JA十和田おいらせ、全農あおもり、農機メーカー等、関係機関が参加した。
右 :トレンチャー耕起作業


 植溝をまっすぐ掘るには熟練の腕が必要です。今回、初めて自動操舵トラクターの作業を見たのですが、できあがりを見て機械の精度に驚きました。これなら不慣れな方でもベテランの方と同等の作業が可能となります。
 次回は、弾丸暗渠による通路の溝切り作業を行います。


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自動操舵での作業区(左)と手動での作業区(右)

第2回ながいも早掘りNo1決定戦を開催

2017.05.11

 4月2日、「第2回ながいも早掘りNo1決定戦」が青森県十和田市で開催されました。
 このイベントは昨年からJA十和田おいらせながいも部会や農業普及振興室、JA、全農あおもりが実行委員となり、管内の名産品であるながいもの掘り取りを体験することで、市民の方にも収穫の苦労や喜び等を感じてもらうことを目的として開催しています。


 参加者はスコップを使い、掘ったながいものきれいさや掘り取り時間を競いました。
 今年は農家部門12チーム、一般部門6チーム、親子掘り取り体験部門に9家族が参加しました。
 農家部門では慣れた手つきで次々と掘り上げていきましたが、そのほかの参加者はながいもを傷つけたり、途中で折れてしまうなど苦戦しました。見かねたベテランの農家からアドバイスをもらい、きれいに掘れると畑には歓声が上がりました。


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左 :開会宣言 / 右 :白熱した勝負!


 競技終了後には、野菜ソムリエが腕をふるったながいも料理がずらりと並び、参加者全員が掘り取ったばかりのながいもを堪能し、大会は大成功に終わりました。


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左 :子ども達も一緒に掘っています / 右 :掘ったながいもを野菜ソムリエの皆さんがその場で調理してくれました

上北地域へのGAPの普及について

2017.04.10

 2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、国際的な認証規格であるGAPに取り組む産地が増えると予想されます。青森県でも国の基準に準拠したGAPの取り組みを推進しており、県内のJAや全農あおもりと協議を重ねてきました。

 上北地域でも管内の農協担当者と協議し農業普及振興室とJAで協議を行い、平成29年度よりJA十和田おいらせで国の基準に準拠したGAPに取り組むことが決定しました。
 それに合わせて、GAPの取り組みについて研修会を開催し、生産者への理解を深めました。


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研修会で配布した資料


 GAPの取り組みではチェックリストを基に自己点検を行い、改善につなげていくことが重要です。今後は自己点検の結果を基に講習会等で指導を行っていきます。

産地直売所の取り組みについて

2017.04. 4

 管内の産地直売所ではさまざまな野菜が1年を通じて出荷され、地元の新鮮な野菜を求めて多くの人でにぎわっています。
 近年、産地直売所では安全・安心への意識が高まってきていて、農業普及振興室が講師となり、定期的に講習会が開催されています。


 今回は効果的な農薬の使用方法を中心に、健康な土づくりや農薬適正使用について指導しました。生産者からも活発な質問や意見が出され、次年度の作付けに向けた熱意を感じました。
 今後も安全・安心な野菜作りに向け、支援していきます。


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左 :熱心にメモを取る生産者 / 右 :質問も多く熱意が伝わってきます

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