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blog_hukyu_kasahara_f.jpg青森県
笠原 均

雪は残れど、ハウスの中は春満開です

2014.03.10

 青森県で普及指導員をしている笠原と申します。
 今回からしばらくこちらのコーナーへ投稿させていただくことになりました。どうぞ、よろしくお付き合いください。


 まずは、自己紹介を兼ねて地域の状況をお伝えしたいと思います。
 私が4年前から勤務している「中南地域県民局地域農林水産部農業普及振興室黒石分室」という、とても一度では覚えきれない長い名前の事務所は、桜で有名な弘前城のある弘前市から、東へ10kmほど向かった場所にあります。

 私がおもに巡回している黒石市近辺は、青森の特産物で一番先に頭に浮かぶ「リンゴ」以外にも、米、ニンニク、アスパラがあり、八甲田山を750mくらい登れば、ニンジン、ダイコン、レタス、ハクサイなどの高冷地野菜畑が広がっています。もちろん、夏秋トマトを中心とした施設栽培も盛んです。


 私は普及指導員歴16年。おもに野菜栽培を担当してきました。
 現在は、県の花き振興と、農家の若者達の活動支援をしています。そして仕事では、「答えは必ず現場にある!」という普及指導の大先輩の教えを素直に受け継ぎ、普及指導員七つ道具(?)と誰がいったか知りませんが、メジャーから温度計、ルーペ、ピンセット、ビニール袋等々、さまざまな小物を実装して現地活動に勤しんでます。
 

 さて、そんな私が、今月の青森の旬はこれ! とあげるとすれば、ストックという花でしょう。
 9月にタネをまいたストックの花がまさに今、出荷の最盛期です。ストックは、ダイコンやハクサイと同じくアブラナ科の仲間で、幾重にも重なった小さな花びらと、無分枝系のまっすぐな姿がとても愛らしくもすがすがしいです。


kasahara_1_1.jpg  kasahara_1_2.jpg
ハウスの外は、こんな感じ(左)ですが、ハウスの中は、ストックが満開!


 青森の長い雪の期間、じめじめした空気で花が悪くならないよう、農家さんがずっと見守ってきた花です。ストックの開花は青森の農家さんにも、花担当普及指導員にとっても、まさに「春を告げる花」なのです。
 この花は、どちらかというとつつましやかな花なので、他の花とも合わせやすく、同じく中南地域で生産されるアルストロメリアのような大きめの花と合わせると、一気に豪華な花束が完成です(さりげなくセールストークも交えてみました)。


kasahara_1_3.jpg
ストックの学名は「マッティオラ・インカナ」。
マッティオラは植物学者「マッティオリ」の名前から、インカナは「灰白色の」の意味で、写真のように細かい毛が生えて、確かに灰白色に見えます。


 ストックの花言葉は、「愛の絆」、「永遠の愛」・・・。ストックにお好きなお花を合わせて、ご家族にストックの花のような「まっすぐな愛」、「永遠の愛」を伝えてみてはどうでしょう。

笠原 均

青森県の普及指導員です。桜で有名な弘前城のある中南地域に、4年前から勤務しています。もともと埼玉の出身ですが、20年ほど前、青森の人と風土に惚れ込んで、ここに住み着いてしまいました。ちなみに担当しているのは、青森の花きの振興と、担い手農家の支援です。

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