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大分県
塩崎洋一

塩崎洋一

大分県南部振興局で経営全般と肉用牛の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

茶っぷりん

2016.12. 1

 管内に生産量は少ないですが、歴史ある「因尾(いんび)茶」があります。
 以下、ネットからの引用です、すいません。


 江戸時代の中期、毛利藩主(佐伯市)の殿様が、長崎県の出島に出向いた際、中国から入ってきた釜炒り製のお茶の話を聞き、種を買って帰った。因尾地域の気象・風土の条件が茶栽培の条件に合っていたことから、当時焼畑農業をしていた農民に植えさせたのが始まりといわれてます。

 因尾茶は、大分県の南部、佐伯市本匠の中でも奥深い因尾という地区で作られています。
 九州一の清流番匠川(ばんじょうがわ)の源流、佩盾山(はいたてさん)のふもと、標高100mから400mにある茶畑は、さながら秘境を思わせる美しさです。


 お茶の葉は紫外線に弱いため、夜に育つといわれています。夜に伸びた葉が朝方の霜で葉先が凍り、それに直射日光が当たると急激に解凍され、葉が黒くなる「霜焼け」という現象を起こしてしまいます。

 因尾地域では、地域のほぼ真ん中に番匠川が横たわっていて、朝霧が発生し、この霧が直接茶葉に日光が当たるのを防いでくれます。昔から、朝霧があるところはよいお茶ができる、といわれているのはこのためです。

 また、昼夜の寒暖の差が大きく、ゲンジボタルが生息するほど水がきれいという条件に恵まれた因尾茶は、葉の肉が厚く、ふくよかなお茶に仕上がるのです。


 で、そのお茶を使っているのが、これです。


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今年は早い訪れ・・・

2016.11.22

 寒波が忍び寄る今日この頃。
 寒さは嫌だけど、ともに訪れる渡り鳥。何となく風情があるかもしれませんが、畜産関係者は戦々恐々とするところがあります。

 先日テレビで、例年になく早い、との報道がありました。医療機関からの報告です。インフルエンザの患者さん。そうです。鳥インフルエンザの季節です。


 わが県でも防疫演習に励んでおりますが、今年の想定は連続発生でした。
 演習ではシナリオがあって順序よく進みますが、実際にはすべてが同時進行です。そこに事実確認の不徹底や情報の混乱などなど、何が起こるかわかりません。

 そうした事態を解消すべく、演習では「何を目的にやるか」をはっきりさせて取り組みます。が、多くの場合「報・連・相」に関することのようです。
(こうした仕事は、普及活動とは言えないかもですが、やっぱり農家さんのためです・・・・)


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左 :マスクをしたメンバーが、農場内に入って作業する役目です
右 :畜産関係者以外のみなさん、普段から各所属でも練習してます


3年かかった・・・

2016.11.17

 肉用牛繁殖農家さん、当然、長年にわたって牛を飼っているのですが、その感覚というか空気感というか、「親牛を飼っている」ことと「子牛を飼っている」ことが、ごちゃ混ぜになっていることが多いようです。


 生まれてから3カ月程まで、子牛の育成が重要なことはこれまでも紹介してきましたが、エサの内容であるとか温度環境などなどを主にやってきました。ところが、牛舎構造は、親牛を飼うことと子牛を飼うことがごちゃ混ぜのため、得てしてその構造が親牛に合わせていることが多いのです。

 そこで、以下の写真です。少々解りづらいですが、違いがあります。


blog_shiosaki86_1.jpg  blog_shiosaki86_2.jpg
子牛の頭、上がりぎみでこの高さ(左)、下がりぎみでこの高さ(右)


 左の写真、子牛がエサを食べる時に、エサ箱の縁が喉につっかえてしまい、エサを気持ちよく食べることができません。水も同じです。

 この農家さんでは3~4年前から子牛の発育調査を行い、サプリを使ったりして、発育が改善されてきましたが、それでも個体差が出やすい状況でした。そこで、エサ箱の高さを下げて、子牛がエサを食べやすいようにしましょう、と言い続けてきたところです。

加工研修交流会

2016.10. 7

 管内の女性組織で加工施設の視察と、これにあわせて訪問先の女性組織の皆さんとの交流会も行いました。
 加工施設は「エムナイン」というところ。トマト農家の女性達がグループで始め、今では法人経営になっています。
 これまでに、いくつかのテレビ番組でも紹介されたトマトケチャップが主力商品。最初に全国版で紹介された時は、電話対応でとんでもないことになったそうです。


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施設の中には入れませんので、外からの説明になります


 ケチャップの始まりは、出荷できずに廃棄していたトマトを利用したこと。今では年間を通じて、ケチャップだけで40t使っているとか。生産農家さんは助かることでしょう。
 当初はトマト農家さんだけでやっていましたが、最近は製造作業でパートさん、販売対応と事務方で事務員さんを雇っているとか。トマトの生産もさることながら、加工部門でも地域貢献をされています。


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真ん中の「焼き肉のたれ」が超おすすめ、です。時々箱買いしています


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午後は経営研修会。「学生の時以来、メモとりまくった~」との感想も・・・・

今年もシーズン到来

2016.09.23

 管内4年目、牛さんのミスコンの季節がやってきました。
 御案内のとおり、E普及員をはじめとする若手がいますので、私は今回裏方です。


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神妙な顔つきで審査員を務めるE普及員。審査のコツは・・・・ひ・み・つ、です


 畜産関係の方はご存知のとおり、牛の審査は生まれてからの月齢により区分されて行われます。管内では1区から4区まで分かれて審査が行われます。


 4年前に着任した時からですが、1区と2区については、月齢が通常の子牛市場に出荷するまでに当たるので、出品された牛さんの体重、体高、胸囲、腹囲を全て計測して、管内全体の育成状況の目安にもしています。


 たとえば、一人の農家さんで、同じ区分に該当する牛さんがいれば、当然良い方の牛さんが出品されます。そうして出てくる彼女たちの状況を毎年追いかけていきます。管内全体で33戸の農家さんですから、2つの区でおおよそ半数の農家さんの状況が分かります。

 さらには、これまで紹介している離乳まで使用する「ふりかけ」の効果とあわせて、産地としての状況改善のようすを伺うこともできます。


 こうした品評会や共励会を、現地の普及活動と連動させることが大切かと思います。

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