普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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富山県
柳瀬美智代

柳瀬美智代

富山県高岡農林振興センターで、地域担当しています。地域担当の役割は主穀作(水稲、大麦、大豆)の技術改善や集落営農等の組織化など、地域全体のコーディネートです。

水稲栽培研修会

2016.03.22

 いよいよ、28年産稲作に向けた活動の開始です。
 今日は水稲栽培研修会を開催しました。今年の重点指導は、健苗育成と適正な田植えです。


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説明する私。
「育苗期間は20日間です、実態は23日間と長くなっています。これでは、老化苗で初期生育が劣ります」


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植付深さは3cmにする。深いと初期生育が劣ります


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田植機調整の研修


 「苗、半作」、「初期生育確保が収量向上への第一歩」。ていねいな作業こそ、安定生産につながります。
 3年連続、特A獲得に向け、富山米のスタートです。

農業の見える化、提案

2015.09.24

富山県では、稲の刈取作業がピークを迎えています。

本日は、ICT対応コンバインによる収穫作業の実演会が開かれました。この機械では、食味と収量の情報を、圃場1枚ごとに把握、管理・蓄積ができます。


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コンバインの秘密。刈り取ったモミの重さを計る秤(はかり)で「収量」、玄米のたんぱく含有率を計る装置で、「食味」を数値化します


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収穫作業開始前に、スマホの「作業開始」ボタンを押すと、作業時間の記録が始まります。終了後「完了」ボタンを押すと、作業日誌ができ上がります


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作業日誌の完成です

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食味値に応じた米を区分して管理することで、有利販売につなげることが可能です


圃場のデータを分析し、翌年の施肥設計につなげ、施肥量を圃場ごとにきめ細かく設定できるようになれば、安定生産、安定経営になります。
データは技術の蓄積でもあります。技術を継承する、つまり後継者育成にもなることを期待したいです。

安全第一

2015.04. 6

 管内では昨年、農作業事故が4件ありました。1件は死亡事故。痛ましいことです。
集落営農組織で組作業中に事故があった場合には、組織内で被害者、加害者となる事態にもなりかねません。
 事故を起こさないために普及がどのような働きかけをすればいいのか、今日は労災加入支援研修会を開催しました。


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講師を務めました
管内の労災加入状況と今後の方向について報告しました。


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労災保険料と消費税のシミュレーションの説明
実際にどのくらいの保険料がかかるのか、決算書をにらみながら金額を提示しました。


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労災加入に向けて社会保険労務士と協議中
この組織は、労災加入に向け準備中。委託作業は労災の対象となりません。いかに時間管理して行くか、書類作成について社労士と熱い議論をしています。


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危険な場面はいくつもあります
夕方、少しだけと思い、ゴーグルをつけずに作業。何かが回転刀にあたり、チップソーの破片が目に飛び込んだ。


 目的は労災加入ではなく、農作業事故をおこさないようにすること。小さな事故を振り返りながら、作業の確認、事故防止への認識の向上が最も大事だと思います。
 モノづくりの前に人が大事、組織の継続は労務体制の整備がキーワードです。

稲作農業の体質強化事業の推進

2015.02. 3

 今回の補正事業の対応では、全国の農業関係者が大変忙しい状況です。
 詳細が決まらないうちに、締切が1月30日と、とてもタイトなスケジュール。できるのか! と不満が出そうになりますが、まずは動かないと進みません。
 農家への説明会、地域別の取組メニューの整理などやるべき事が山済みです。どのメニューが取れるのか、農家と一緒に考えて、経営全体の低コストにつながるように支援したいと思います。


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説明会で説明する私
農家からは具体的な事例が質問され、返答に困っています。
「・・・・」
わからない点は確認して連絡します。


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生育調査
生育診断のメニューに取り組む方は、草丈、茎数、葉色の調査が必須です。


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追肥作業
暑い時期の作業は大変苦痛です・・・


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追肥作業を流し込み肥料で・・・・
作業の軽減につながります。


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流し込み除草剤
これも省力化です。用水量が十分にないと難しいのですが。


 低コストが手抜きになり収量減少にならないように、しっかり指導する必要があります。
 27年度も忙しくなりそうです。


法人化に向けて

2014.12. 3

 私の担当する射水市では、今年度の法人化設立が15団体予定しています。4人のスタッフですべて対応するのは大変なことです。効率的に進めるため、書類説明会を開催しました。


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説明する私
税務署に聞きに行ったり、市役所との書類の整合性をとったり事前準備が大変でした。


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労災加入に向けて社会保険労務士と検討会
この組織は過去に農作業事故がありました。労災加入に向け、従事分量配当型から給与配当型への変更を検討しています。


表1 法人化組織数の推移
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今年度は、急激に増えます。最近は設立と同時に労災加入する組織も出てきています。
※26年度は見込み数


 2時間近くの説明に農家もうんざり。法人化の書類作成は第一関門。でも法人化はゴールではありません。次世代につながる組織の改善です。社会保険の整備、もうかる経営など後継者が育成できる体制をつくることが大事です。
 一緒にがんばりましょう。

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