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◆2018年5月

大分県
塩崎洋一

新規就農からのステップアップ

2018.05.24

 5年ほど前に新規就農で経営開始したHさん、訳あって経営相談がありました。
 「親元就農だったけど、別経営のこのままでは厳しいので、なんとかしたいです」とのこと。


 両親と本人の経営状況をそれぞれ伺うと、若手が子育てをしながら生活するには不利な経営内容ですが、新規就農の際に活用した制度上、これまでは変更もできなかった、という過去の経過も伺いました。
 「妻が他で仕事をしているので生活は何とかやってこれました。でも、自分自身の農業経営として考えると、このままでは全然納得がいかないし、なんとかしたいんです・・・・」と、本人はとても前向きに農業に取り組んでいます。


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両親と一緒に来たHさん。地域の農業後継者グループの会長です。他業種からの就農ですから、経営に関する感覚も違うようです


 今回の具体的な相談内容は、
①就農時点で活用した制度上、新たな経営展開をしても問題ないか、
②追加する経営内容をどのように進めるか、
③あわせて、経営継承など両親の意向はどうか、
 というところです。


 経営を一本化すれば売上も倍近くなるし、その方が金融機関に対しても有利でしょう。現状の施設や土地をうまく使えば、いいのでは。近いうちに部門担当者と現地を見ながら検討しましょう。
 ということになりました。

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

島根県
長妻武宏

今年も小豆実証に取り組みます

2018.05.21

 島根県では、平成30年度全国農業システム化研究会の実証試験として、昨年に引き続き出雲市で小豆の実証試験に取り組みます。


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 5月9日には、実証試験の設計会議が出雲市で開催されました。
 設計会議には、今年度実証に協力してもらう営農組織(農)ヨコハマの組合長、副組合長をはじめ、(一社)全国農業普及支援協会、(株)クボタ、(株)中国四国クボタ、全国農業システム化研究会の最終成績検討会において2年連続で助言者としてお世話になっている(国)中央農業研究センター黒川上級研究員、JA、普及指導機関、県農業技術技センターが集まりました。
 全国的に問題となっている雑草の研修(講師:黒川上級研究員)や将来を見すえた取り組みなどの検討をおこない、出雲の小豆生産が規模拡大に取り組んでいくこととしています。


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 ちなみに、出雲地方では、10月に神様が出雲に集まってくるということで「神無月」ではなく「神在月」と言われています。
 近年、「ぜんざい」(神在:じんざい⇒ぜんざい)発祥の地として、地元コンビニなどでも「出雲ぜんざい」商品が増えてきています。

長妻武宏

島根県農業技術センター技術普及部畜産技術普及課の長妻です。課の名前のとおり畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員として力になりたいと思っています。

島根県
長妻武宏

「島根県肉牛肥育協議会枝肉研究会」開催

2018.05.11

 平成30年度の島根県肥育協議会枝肉研究会が、大田市の島根県食肉公社で開催されました。
 県内の肥育農家が組織するこの協議会が主催する枝肉の品評会で、出品枠は各農場から1頭で、計13頭の出品となりました。
 新たな取り組みとして、個体別の脂肪酸推定値(一価不飽和脂肪酸、オレイン酸、飽和脂肪酸)を公表したうえで、会場に集まった生産者、関係者の投票で「脂肪質賞」が選出されました。


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 隣の鳥取県では、「オレイン55」ブランドが販売されるなど、「脂肪酸=肉のおいしさ」として関心が高まってきています。これまでの「A5ランクの肉」などの枝肉格付に加えて、オレイン酸推定値などの脂肪酸推定値を付加して、消費者へ販売されることも多くなると思います。

長妻武宏

島根県農業技術センター技術普及部畜産技術普及課の長妻です。課の名前のとおり畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員として力になりたいと思っています。

大分県
塩崎洋一

毎年恒例

2018.05. 8

 パソコン簿記の次年度更新という作業があります。
 3月の申告を終えて、今年の入力作業を行うために、期末から期首への転記を操作します。
 簡単に言えばこれだけのことです。パソコンの操作も、前期のデータのバックアップをとって、画面を見ながら操作するだけです。人によっては10分もあれば終わる仕事です。

 ところが、毎年地域のグループで集まって、みんなで一緒に確認しながら作業をしています。なぜか?
 パソコンの画面通りにすれば良いのですが、みなさん微妙に「これで良いのかなあ」という不安感があるようなのです。そこに、誰かに来て欲しい、いて欲しい、という気持ちもあいまって、毎年恒例の風景が生まれるようです。


 さて、そこで今回、新人のOさんも連れて行きました。まだまだわからないことばかりですが「覚えるというよりは、慣れろ」と励ましたところです。彼女は両親ともに現役普及員。それが理由かどうかはわかりませんが、農家さんとの会話、間合いの取り方が上手いようです。


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手前、左から二人目のOさん。農家さんと一緒に歩く感覚「覚えるより慣れろ」です


塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

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