普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2015年10月

埼玉県
舟田一与

目からうろこの賞味期限・保存方法研修会

2015.10.28

 さいたま農林振興センターでは、平成27年10月6日(火)13時30分から、埼玉県浦和合同庁舎において、(一財)日本食品分析センターの細野真澄氏を講師に、賞味期限・保存方法についての研修会を開催しました。


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 当日は、管内生産者に製造の新しいジャムと古いジャムを持ってきてもらい、官能検査の手法も学びました。
 参加者からは、「賞味期限の考え方や表示の仕方が分かった。製造日の違うジャムを比べて味や色の確認をすることの必要性が理解できた」と好評でした。


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 今後、さいたま農林振興センターでは、見沼グリーンセンターを会場に10月29日(木)に「ジャム・びん詰加工品の基礎知識」について、11月12日(木)には「ジャム・びん詰加工品の充填、脱気、殺菌」についての研修会を予定しています。

舟田一与

埼玉県さいたま農林振興センター 新規就農・法人化担当の舟田です。 担当は、新規就農・農業の法人化・農業の6次産業化です。 埼玉農業の楽しい話題をお伝えしたいと思います。

北海道
田所由理恵

あっさぶメークイン 食べてみて!

2015.10.21

 「今年もやります! 第3回HIYAMA P1グランプリ」・・・と、この話題は次回にしまして・・・。


 HIYAMA P1グランプリと檜山南部産メークインをPRする活動を、函館市内のショッピングセンターで行いました。
 このショッピングセンターで恒例となっている檜山物産展の一角に"HIYAMA P1グランプリブース"を設置し、パネルの掲示、入賞作品集の配付、第3回HIYAMA P1グランプリ応募用紙を配付。でも、これだけでは楽しくないので、『せっかくなので、メークインを持って行って売っちゃいましょうよ!』と、生産組合・JAと相談して、個数限定で販売しました。


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次々と顧客の手に渡る"あっさぶメークイン"。箱売りを希望する声も聞かれました


 この活動に一役かったのが、厚沢部町のイメージキャラクター「おらいも君」です。
 行きかうお客様に手を振り、ジャスチャーでメークインをすすめ、遠くのお客さまに気づいてもらえるようにと、手に持った看板を振り・・・と大活躍! 吹き抜けのエスカレーターからもバッチリ確認できて、子供からお年寄りまで、みんなを笑顔にしてくれて、そして集客の大きな役割も果たしてくれました(*^_^*)


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左 :特に子供には大人気! この写真の後、記念撮影をしていましたよ(^_^)v
右 :吹き抜けのエスカレーターから見ても、バッチリ目立っていました!


 この「おらいも君」に引き寄せられて(?)立ち寄って下さったお客様の方々にPRがてらお話をさせて頂くと...
  「あっさぶメークインっておいしいよね」
  「もちろん、知っているよ。いつも食べているし...」
  「親戚や友人からもらったり、檜山に遊びに行ったときに道の駅で購入しているよ」 等々... 

 なんということでしょう! (某テレビ番組!?) あっさぶメークインのファンの方が、北海道第3位の大都市である函館市に、こんなにたくさんいるなんて!!


 北海道新幹線も開業するし、"道南や檜山を訪れる人々=(イコール)本州から新幹線に乗ってやってくる人々..." と、勝手に思い込んでいて、こんなに身近な大都市の消費者が見えていませんでした...


 準備したメークインの完売の安堵感と、函館市を見ていなかった反省感と、HIYAMA P1グランプリをもっとPRしなきゃ!という使命感(詳しく書かなかったですが、P1グランプリはあまり知られていませんでした...)と、やって良かったなぁ、という達成感...の、たくさんの感想を持った活動になりました。


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左 :なぜか"ウサイン・ボルト"(陸上競技選手)の、あのポーズをとる、おらいも君(^^;)
右 :他のイベントで会場に来ていたお友達の? 「しげっち」(江差町のイメージキャラクター)は、疲れたのかベンチで休憩していました(^^;) この2人? が対象的で、まわりを笑顔にしていました(*^_^*)

田所由理恵

平成24年から檜山農業改良普及センター所属。25年度に高付加価値に係わる仕事に変わりました。北海道に新幹線が来るのも間近!北海道の入り口で地域農畜産物の付加価値向上に邁進します。

大分県
塩崎洋一

異業種参入と6次産業化研修

2015.10.16

 館内の女性農業経営士さんを連れての県内研修です。
 最初は、10年ほど前に農業へ参入してきた土建業さんです。今は130aの小ネギを栽培していますが、さらに70aの規模拡大を予定しているとか。他にもシイタケや水稲の受託作業などなど。地域との関係を上手く構築していきつつあるようです。

 この社長とは、私も10年来のお付き合いです。大分県では農業への企業参入を進めるセクションがありますが、そのチームができる前まで、私は一人でその担当窓口をしておりました。その時に社長が訪ねてきたのが始まりでした。


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色々なお話を伺った後、参加者から「ずいぶん、苦労をされたみたいですね」の声がありました


 続いての研修先は、ご存じ『王さまのぶどう』の宮田農園です。ブドウ狩りのできる環境も、バージョンアップされてきました。また、ドライフルーツもさまざまな展開を見せているようです。

 シーン①で、奥に見える倉庫のような建物がドライフルーツの工房です。参加者の後ろの青い建物はコンテナハウスですが、このさらに後ろ側に、ブドウ狩りの畑があります。
 このぶどう園の前の道を通りすぎると、その先には地元企業のワイナリーがあります。そうした周辺環境も観光農園では考慮すべき要因ですが、要はただ単にブドウだけでは人は集まらない、ということでしょうか。


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シーン① :通りに面したカフェで休憩


 また、シーン②では、ブドウ狩りだけではなく団体客が一堂に会して休憩できるスペースを確保しています。もちろん、その分、ブドウの面積は減っていますが・・・・。シーズンオフにガーデンパーティもできます。

 6次産業の「3次」の部分。まだまだ、進める側の解釈は固いように感じるのは、私だけでしょうか。


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シーン② :この日も熱く語る、宮田社長でした


塩崎洋一

大分県南部振興局で経営全般と肉用牛の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

北海道
田所由理恵

書店で有機農業マルシェを開催

2015.10.14

 北海道はその冷涼な気候の特徴を活かして、クリーン農業や有機農業を推進しています。
 特に、有機農業者は各地でネットワークによる研さんや情報交換を進めています。

 渡島と檜山の有機農業者で構成される「道南有機農業ネットワーク」は、今年初の取組として、『有機農業マルシェ』を函館市内の大型書店で実施しました。


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左 :書店の一角に現れた「有機農業コーナー」
右 :コーナーの右手に有機農産物の販売、左手奥には有機農業を体験するコーナーを設置


 書店内の一角に設けられた有機農業コーナーには、有機農産物のマルシェと、有機農業に関する農産物や土壌・肥料等の展示物、DVD、書籍等が展示されました。
 会場を訪れた人達は、農産物を購入するだけではなく、有機農業を見て、触れて、香って・・・と、有機農業を体験し、学ぶことができました。


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左 :親子で熱心に顕微を除く姿も見られました。
右 :有機農産物の販売コーナーにもたくさんのお客様が...


 そして、店内のレストランでは、これ! 
 有機農産物を使った「オーガニックプレート」です。お米、豚肉、各種の野菜・・・ほとんどが有機農産物で調理されたこのランチメニューは、1日30食限定で提供されました。
 "素材の味を感じられ、とてもおいしい"と好評の、このランチメニューは短時間で完売しました。


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1日30食限定「オーガニックプレート」


 この書店でのマルシェは2日間開催され、有機農業ネットワークとしても、私達関係者としても、新しい発想での活動展開となり、当日出展した農業者も手応えを感じた2日間になったようでした。また、書店としても、この取組への評価は高く、これからの発展を期待される活動となりました。


 最後に、少し余談ですが・・・
 レストランやカフェのある"都会のおしゃれな本屋さん"に、"農家のイカツイ親父"は何とも言えず似合わなく(^^;)、「われわれ農業者側にもTPOに応じた顧客対応(?)が必要!」との話で盛り上がりました。今後、農業者側が学ばなければならないことは、農業以外の各方面に渡り、幅広くありそうです・・・(^^;)

田所由理恵

平成24年から檜山農業改良普及センター所属。25年度に高付加価値に係わる仕事に変わりました。北海道に新幹線が来るのも間近!北海道の入り口で地域農畜産物の付加価値向上に邁進します。

大分県
塩崎洋一

肉用牛巡回 ~不確定要素の底上げ~

2015.10. 9

 管内の主な肉用牛農家で、子牛が産まれて3カ月程度、おおよそ離乳するまでの期間に、あるサプリメントを試しています(中身は秘密・・・・)。


 親牛の乳の成分や量が不明確なまま、子牛を育成しています。もちろん、強化哺育でミルクをきっちり飲ませているならともかくですが、すべてがそうではありません。

 子牛市場では、管内の牛が出てくるとセリ価格を示す電光掲示板のオーラが下がります。これを飼養管理の面から何とかしようと始めたわけですが、今年は管内での普及段階に入り始めたところ。今月は20頭程度ですが、年末には60頭を超えてデータを蓄積していくことになりそうです。


 現場での若手の育成や関係機関との連携、同時に色々な意味合いの作業や会話が進んでいきます。そして「前回のデータを読み上げろ、目盛りを読むのは大きな声を出せ」などなど。ミスを防ぐため、事故やけがを防ぐため、牛の扱いに慣れていない新人や関係機関のメンバーに、げきを飛ばします。一人でやるには限界もありますが、皆でやるには育てなければなりません。


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左 :体重を量りながら、目盛りはここをみるんじゃ、と教えています
右 :品評会ねらいの牛には、体重胸囲体高のバランスがどうなっているか、今のエサの内容と給与量から今後1カ月の調整などをアドバイスします

塩崎洋一

大分県南部振興局で経営全般と肉用牛の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

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