普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2014年4月

北海道
田所由理恵

アスパラガス切り下のペーストを商品化へ!

2014.04.30

 檜山南部地域の特産品であるハウス立茎アスパラガスの出荷が最盛期になっています。
 平成22年度より、出荷調整時に生じるアスパラガス切り下の加工活用に取り組んでいますが、ペーストへの加工試作を初めて3年目の今年、いよいよ立茎アスパラガス切り下を活用したペースト(以下、アスパラペースト)の販売が始まります。
 ▼昨年の取組はこちら


 去る4月中旬、今年度のアスパラペースト加工製造に関する打合せを行いました。
 この日は、檜山南部立茎アスパラガス生産組合、加工業者、JA、農業改良普及センターの担当者6名が、今年度のアスパラガス切り下の状況確認や、アスパラペーストの加工・これからの活用やPR等について、協議・情報交換を行いました。


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左 :熱心な打合せが進みます
右 :檜山南部立茎アスパラガス生産組合 根津貴浩組合長 (左)。この取組をリードしています!


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共選場でアスパラガス切り下の状況を確認。生産者の努力により、品質の高い"切り下"が生産(?)されています


 今年は、昨年度試作・試用した量の5倍量を加工製造し、"数量限定"で活用することに決定! 
檜山南部産のアスパラペーストは春芽(春一番に生産される甘みが強く味の濃い物)限定で加工生産するので、色彩鮮やかで風味が強いのが特徴で、5月下旬には製造・販売が始まる予定です。


 若草色の色鮮やかなアスパラペーストが檜山南部地域に出回り、身近な食材となるまで、あと少しです!
 ご期待下さい!

田所由理恵

平成24年から檜山農業改良普及センター所属。25年度に高付加価値に係わる仕事に変わりました。北海道に新幹線が来るのも間近!北海道の入り口で地域農畜産物の付加価値向上に邁進します。

blog_hukyu_fujita_f.jpg 岐阜県
藤田文彦

鳥獣害被害は、食べて減らすぞ! ジビエの会

2014.04.18

 みなさん、はじめまして! 岐阜県の岐阜農林事務所で、野菜指導を担当している藤田です。

 岐阜県内の野生鳥獣による農作物への被害額は、約4億3千万円(平成24年度)となっています。その他にも家屋への侵入や野生鳥獣との交通事故の発生など、日常生活への被害も報告されています。
 今回、農作物への獣害被害を防止するため、捕獲したイノシシやシカなどの獣肉を食材として利活用する「ジビエの会」を開催しました。
 ジビエ料理とは野生のイノシシやシカ、鳥の肉を使う料理のことをいいます。
 岐阜県内で捕獲された天然イノシシ・シカを食肉として活用して、地域の雇用増加や特産品、観光資源とし、地域の活性化に貢献することを目的として活動を進めています。


 ジビエが好きな方、また、あまり得意でないという方に本当のジビエのおいしさを伝えたいという思いがあり、今回地元の猟師さん、酒屋さん等に協力いただき、この「ジビエの会」を開催しました。
 当日は、20名の参加があり、定番の焼肉、牡丹鍋から、ちょっと変わった鹿肉の春巻き、餃子等、試食をすすめながら、素材やこだわりを紹介したり、レシピ交換をしたりと交流を深めました。あらためて、岐阜県の豊富な食材を確認することができました。


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左 :定番の牡丹鍋 / 右 :鹿肉春巻き


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左 :綺麗に処理された鹿肉 / 右 :鹿肉餃子


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左 :ジビエ談義なう / 右 :会の最後に記念写真


【ジビエのうんちく】
 野生の鳥獣は冬に備えて体に栄養を蓄えるため、秋がジビエの旬となります。
 冬季にはジビエの餌となる果実などが減少するため、年越し頃から肉質は低下してしまいます。

藤田文彦

岐阜県岐阜農林事務所の普及指導員です。織田信長が天下統一の本拠地とした「岐阜城」がある岐阜市を中心とする岐阜地域に8年前から勤務しています。出身は、火の国熊本県の生まれですが、20年ほど前、岐阜の人と風土と旨い日本酒に惚れ込んで住み着いてしまいました。担当しているのは野菜指導です。

blog_hukyu_kasahara_f.jpg 青森県
笠原 均

普及指導員は測ってます!

2014.04.15

 先日、子供から、「お父さんのお仕事はなに?」と聞かれました。
 どうやら小学校の社会の宿題らしいです。
 公務員と言ってもピンとこないし、試しに農業改良普及指導員と説明しても、さらに「なにそれ?」と返される次第です。

 でも、よくよく考えてみると、一番接しているはずの農家さんでさえ、現地講習会や、パソコンに向かっている普及指導員の姿は見ていても、ほかにどんな業務をしているのか、ほとんど知られていないように思います。


 そこで、今回は多岐に渡る普及指導員の業務の一つ、「測る」にテーマを絞って、ご紹介したいと思います。


 普及指導員の活動根拠は「農業改良助長法」という法律です。この法律には、「科学的技術及び知識の普及指導を行う」という、普及指導員は「科学的」な技術と知識をもって活動することが明記されてます。

 例えば、「高冷地の種まき準備の目安となる、今年の雪解けは早いのか遅いのか?」
 科学的な根拠を持って活動しなくてはならない私達は、あいまいな事は言えないので、
「○月○日現在の△△地点の積雪が、□cmなので、昨年より雪解けが早く、平年並の5月○日頃から播種作業が始まると予想される」というような回答をしなくてはなりません。


 そんなわけで、実際に現場に測りに来て、現場でタブレットの画面に書き込んでみましょう(寒いです)。


 「ここは、八甲田山麓、標高750mの農業開拓地です。4月10日時点の積雪は140cmです。大雪と言われた昨年より積雪は59cm少なく、雪解けの進みは、平年並みと言えます(公式発表ではありません。あくまでブログの中での話ですよ)」


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 計測しているのは、私と同じく普及指導員の仲間です。


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 一見晴れていて気持ちよさそうに見えますが、気温は2℃。風まで吹いてきて、体感温度は氷点下です。


 この八甲田山麓の畑は、年によっては4月上旬でも250cm以上積雪があり、時に調査棒の回収に苦労することさえある豪雪地帯です。雪解けが遅ければ播種できる面積が変わってくるから、雪解けの進み具合は、重要な意味を持つのです。
 

 さて、調査しているのは積雪だけではありません。ほかにも普及指導員は、正確なデータをもって生産指導活動ができるよう、さまざまな作物の生育を調べています。
 青森県の場合は、米、りんごの生育は当然ですが・・・


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 寒風にあおられながら、にんにくや・・・・


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 将来的に普及すべき技術を施した、いちごの生育を測ったりもしています。


 科学的根拠に基づいた、正確で有益な情報を伝えるため、農家の皆さんの目に触れないところでも「正確に測っている」のです。
 多くの皆さんに、こんな地道な普及指導員の活動を知っていただけるとうれしいです。


 ということで、標高750m、春の八甲田山麓からの実況レポートを送信します。
 

笠原 均

青森県の普及指導員です。桜で有名な弘前城のある中南地域に、4年前から勤務しています。もともと埼玉の出身ですが、20年ほど前、青森の人と風土に惚れ込んで、ここに住み着いてしまいました。ちなみに担当しているのは、青森の花きの振興と、担い手農家の支援です。

北海道
田所由理恵

「檜山づくし弁当」 開発中

2014.04. 8

 北海道新幹線開業まで残り2年になりました。
 北海道では「北海道新幹線開業PRキャラクター どこでもユキちゃん」を設定し、盛り上がっています!


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新幹線をモチーフにしたマフラーが愛らしいユキちゃん(^^)
( どこでもユキちゃんのお部屋 オフシャルページもご覧下さい)


 そんな中、檜山管内では、地域で生産された食材を使用した「檜山づくし弁当」の開発が行われています。
 先日檜山振興局で開催された試食会では、2種類の弁当が提供されました。


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 この日の2種類のお弁当には、米(ななつぼし:せたな町産)、アスパラガス・馬鈴薯(メークイン)・スナップエンドウ・舞茸(厚沢部町産)、馬鈴薯(男爵:今金町産)、などの農産物のほか、畜産物としては豚肉(フルーツポーク:上ノ国町産)、卵(江差町産)、乳製品ではチーズ(せたな町産)を使用。

 さらに海産物では、鮭・サクラマス・真鱈・ウニ・ホッケ・イカ・寒海苔が使われています。
 農産物は、季節的に種類が限られましたが、日本海に面し南北に長い檜山管内の特徴を活かしたさまざまな食材が活用されています。


 今後、新幹線開業までにさらに試作を重ね、季節に応じた「檜山づくし弁当」が開発される予定です。
 新幹線がいろいろな方面から地域農業を後押しし、地域農業者間の話題や経営への刺激になっています!

田所由理恵

平成24年から檜山農業改良普及センター所属。25年度に高付加価値に係わる仕事に変わりました。北海道に新幹線が来るのも間近!北海道の入り口で地域農畜産物の付加価値向上に邁進します。

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