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◆2010年12月

富山県
柳瀬美智代

大麦の苗立ち、順調・・・?

2010.12. 9

富山県で転作といえば、大豆と大麦が中心です。
大麦は、大豆に比べ機械の投資が少なく、6月に収入があるため、取り組んでいる経営体も多いのです。
播種時期は、9月下旬から10月中旬が適期です。
先日、大麦の苗立ち状況の調査をおこないました。


  
左 :調査の日はよいお天気でした / 右 :苗立ち良好なほ場


「苗立ち状況が悪い・・・」
移植ゴテで掘ってみると、かなりの深植えになっていました。


  
左 :苗立ち不良なほ場での調査 / 右 :5cm以上の深さ。これでは深すぎます



出芽はしていますが、深すぎるため、生育が抑制されています


作物は正直です。
苗立ち不良の要因は、排水不良、播種深度、播種量にあるのか、確認しながら、次につなげていきたいものです。

柳瀬美智代

富山県高岡農林振興センターで、地域担当しています。地域担当の役割は主穀作(水稲、大麦、大豆)の技術改善や集落営農等の組織化など、地域全体のコーディネートです。

沖縄県
照屋清仁

コスト低減に向けての取り組み

2010.12. 1

今回は、沖縄の北谷浄水場から出る生成ペレットを利用した、コスト低減の取り組みについてです。

琉球石灰岩層の影響で、硬度が高い原水を使用している北谷浄水場は、硬度低減化施設を導入していますが、硬度を下げる際には、生成ペレットという球状の炭酸カルシウムが大量に出ます。

観葉植物を栽培している農業青年のところに巡回指導に行った時に、「被覆資材が高くて困っている」という話になりました。
無料でもらうことができる産業廃棄物の生成ペレットが、被覆資材としても活用できるのではないかということで、試しにサンプルを使用してもらいました。


以前はレンガの破片やパーライトを利用していたのですが、鮮やかな白色の生成ペレットは見ばえもよく、業者からの評判もいいという話です。
鉢や植物に合わせて、他の資材とも組み合わせて出荷しているようです。


  
生成ペレットを使用した商品


赤や黄色に着色されているのは「美(ちゅ)らサンド」という商品です。
これは業者から購入しなければなりませんが、アクセントで少量使用するだけなので、購入してでも使いたいという話でした。

花きを栽培している農業青年も「土壌改良資材として利用してみたい」ということで、これから試験的に使用する予定です。
使用方法は違いますが、代替資材として使えれば、コスト低減になります。


水の硬度が高い沖縄独自の資材として利用していけないか。
今後も農業青年と一緒に考えていきたいと思います。

照屋清仁

沖縄県中部農業改良普及センターで新規就農、青年農業者を担当している照屋清仁です。新規就農者や青年農業者が安心して農業を続けられるように支援を行っていきたいです。

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