普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2010年10月

徳島県
吉原 均

新規就農希望者、促成きゅうり作業体験

2010.10.27

 先日、新規就農希望者を農家が研修生として受け入れるプログラムの一環で、きゅうり農家で研修が行われました。
 この日は「定植」と、大きくなったきゅうりの茎に、上から垂らした紐を結んでつり下げる「誘引」を体験しました。何を隠そう、私も初体験(きゅうり担当なのに・・・)。
 さて、定植は何とかクリアできましたが、誘引はかなり大変でした。柔らかな茎は簡単に折れてしまいそうで、おっかなびっくり、紐を結んでいきます。


  
左 :定植後、少し大きくなったきゅうり。誘引にはまだ早いのですが、研修のために特別に作業させてもらいました
右 :受け入れ農家の奥さまに教えてもらいます。慣れた人がやると、何でも簡単そうに見えるんですよね・・・


研修生 「手先が器用でないと、なかなか難しいですね・・・。」
私 「そうですか? 結構慣れてきましたよ~」←実は必死


 しかし、中腰の作業はやはりキツイ! 30分も経たないうちに「ウッ、こ、腰が・・・」。受け入れ農家さん爆笑。という具合でした。
 研修生の方は、今後数回に分けて「整枝」や「収穫」といった、実際の作業を体験してゆく予定です。


  
左 :いざ、挑戦! 「・・・・・・。」 しばし静寂の時が流れました。この中腰がキツイ!
右 :1本も犠牲にすることなく、なんとか出来ました! 

吉原 均

徳島県美波農業支援センターの吉原均です。野菜・作物担当で「きゅうり」、「いちご」、「水稲」、「藍」を担当しています。

沖縄県
照屋清仁

農業青年クラブ勉強会

2010.10.25

今回は中部地区農業青年クラブの活動をご紹介します。

今年から青年農業者対象のプロジェクトほ場の予算ができたので、青年クラブでほ場を借りて野菜を栽培することになりました。

「栽培した野菜を即売会で販売して活動資金をつくる」、「女性組織などに加工品などの材料として利用してもらうことで他団体と連携できれば、活動の幅が広がるのではないか?」というのがねらいです。


しかし、大きな問題がありました。現在の会員の構成は花卉農家7名、果樹農家、観葉農家、さとうきび農家が各1名で、野菜農家が1名もいません。
それぞれ農業者として働いているので、それなりの知識はありますが、基礎から学ぼうということになり、普及センター野菜担当の協力で、葉野菜講習会を企画しました。
仕事後に集まり約2時間、土づくり、は種、栽培管理の勉強を行いました。


勉強会には、農業青年クラブだけでなく、新規就農者や青年農業者にも呼びかけて参加してもらい、終了後に交流会を行いました。青年クラブがどういった活動をしているのか分からないという人が多いので、アピールするよい機会にもなりました。


  
左 :勉強会の風景。中部地区は会員が少ないのでいつもこれくらいです
右 : 新規就農者との意見交換会


勉強会に参加した新規就農者の1人は、「農業に従事している青年が地域にいないので、農業について同世代の人と話ができる場があるのは助かる」と喜んでくれ、青年クラブにも加入してくれました。


「魅力を感じない」ということで、青年クラブに入らない人が最近多くなっています。
青年農業者の経営にプラスになるような取り組みをもっと計画し、青年農業者が「青年クラブに入りたい」と思えるような取組みを増やしていきたいと思います。

照屋清仁

沖縄県中部農業改良普及センターで新規就農、青年農業者を担当している照屋清仁です。新規就農者や青年農業者が安心して農業を続けられるように支援を行っていきたいです。

富山県
柳瀬美智代

大豆の初検査、開催される!

2010.10.22

大豆の検査が始まりました。
水稲の1等米比率の低下が全国的に問題となっていますが、大豆も猛暑の影響を受け、小粒化や害虫の発生による虫害粒の混入が懸念されています。


 富山ではエンレイが主力品種です。
昨年は作柄がよく、2等と3等の大豆が多く出荷されていました(大豆で2等を出すのは大変な努力が必要です)が、今年は、3等と合格大豆にとどまりました。


 猛暑でも安定した品質・収量を確保するため、関係者一丸となって、農家と一緒に取り組んでいきたいと感じました。



生育概況を説明しました


  
左 :エンレイ。豆腐や煮豆に用いられます。やや、小さめですがしわ粒は少なく、きれいです
右 :検査員  公平な目で検査します。毎日、毎日、大変な仕事です


柳瀬美智代

富山県高岡農林振興センターで、地域担当しています。地域担当の役割は主穀作(水稲、大麦、大豆)の技術改善や集落営農等の組織化など、地域全体のコーディネートです。

神奈川県
北見 丘

ナシのジョイント仕立て研究会を開催しました

2010.10.20

 当所で開発したナシの早期成園化技術であるジョイント仕立ての研究会を、10月12日に開催しました。参加者はこの技術の県内の導入生産者(予定者を含む)12名、研究部門担当者4名、県内各地の普及指導員8名です。
 ジョイント仕立てに関しては、共同研究の他県研究機関や生産者の工夫により毎年進化しているため、この日は新しい技術の伝達と意見交換を行いました。


 2園を巡回しましたが、来春ジョイント仕立て完成をめざす横浜市の園では、主幹部分等の新梢の扱いや側枝の育成方法、接木のポイントについて、ジョイント4年目の藤沢市の園では、側枝の更新の考え方について検討を行いました。新しくジョイント仕立てに取り組む2戸の生産者も参加し、活発な意見交換が行われました。

 今後も、ジョイント技術の導入者の技術向上のため、定期的に研究会を開催していく予定です。


  
ジョイント樹形来春完成予定園での検討のようす 


  
左 :ジョイント4年目の園での検討。4年目で棚面がほぼ埋まりました。
右 :太くなってしまった側枝の更新について検討後、実際に剪定作業を行いました。

北見 丘

神奈川県農業技術センター普及指導部果樹花き課の北見 丘(たかし)です。主に全県を範囲とする果樹組織の担当をしています。

富山県
柳瀬美智代

帰化アサガオに注意!

2010.10.19

10月に入り、あちこちで大豆を刈り取っています。
刈り取り作業の前には、大豆汚損粒防止のため、雑草を抜き取りします。

この雑草は、熱帯アメリカ原産の、一年生の帰化アサガオです。
朱紅色の花をつけ、見た目はとてもきれいなのですが、大豆にとっては、

1.収量低下 (大豆が覆われ、倒伏する)
2.作業性低下 (コンバインやロータリーカルチに絡みつく)
3.品質低下 (アサガオの種子が混入し、汚損の原因となる) などが問題となっています。


富山県では普及員が中心となり、発生状況を確認中です。
現場を巡回中に、アサガオを見つけては抜き取り、農家にも抜き取りを指導してきました(写真上)


畦畔作物のように、大事に管理されていた農家も・・・(写真上)
これ以上増殖しないように、普及員全員が認識して、農家に情報提供していかないと! と、感じました。

柳瀬美智代

富山県高岡農林振興センターで、地域担当しています。地域担当の役割は主穀作(水稲、大麦、大豆)の技術改善や集落営農等の組織化など、地域全体のコーディネートです。

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