普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2009年7月

北海道
田所由理恵

高校生のインターンシップ

2009.07.23

高校生のインターンシップに、さわやかな風&ちょっぴり緊張!


 我が普及センター管内唯一の農業高校「北海道静内農業高等学校」は、日本一の軽種馬生産地である地域特性を活かす教育を目指し、食育や地域食材に付加価値をつける活動を行っています。
 普及センターは、「校内スクールプロジェクト計画発表会」「校内実績発表会」等で審査員を務めるなど、関わりを持って活動をしています。

 さて、その農業高校の学生2名が、普及センター勤務を体験しました。学習内容や進路に関連した職場体験(インターンシップ)として3日間、定期農作物生育状況調査や、巡回指導など現地活動の他にも、土壌診断データの集計等指導準備にも従事。2人ともとても熱心に取り組み、また、農家の方々との会話からも得る物が多かったようでした。


  
現地指導で生産者からの聞き取り


  
軽種馬草地調査


 3日間を終了して2人は、「地域農業のことは全く分かっていなかった。思っていた以上に勉強になりました」と、高校へ戻っていきました。将来は、軽種馬関係の仕事を希望するというこの2人。今回の経験を活かして、彼らの思う道へ進んで行ってほしい…と思います。



土壌診断データの集計


 ところで、この3日間、普及センター内に妙な緊張感が漂っていました。
「おはようございます!」「よろしくお願いします!」そう広くない事務室に響き渡る、大きな声。返事も「はいっ!」「失礼しますっ!!」 …とにかくキレが良い。

 “ウチの子もあんな風にキチンとできるのか?”は、同年代の子供を持つ職員から、“自分も若い頃はああだっただろうか?”これは若い世代の職員の言葉。自分を、自分の子供を振り返り、反省し、今後に…? 


 フレッシュな若者達のさわかな風を受け、我々職員も、いろいろな想いを感じた有意義な3日間でした。


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田所由理恵

平成24年から檜山農業改良普及センター所属。25年度に高付加価値に係わる仕事に変わりました。北海道に新幹線が来るのも間近!北海道の入り口で地域農畜産物の付加価値向上に邁進します。

blog_hukyu_furuse_f.jpg 島根県
古瀬 太

時代は、リサイクル!?

2009.07.13

ロールベーラーなどの使い方に熱心に聞き入る業者作業員及び関係者
 昨今の畜産農家には、経営上の大きな悩みがあります。その最大の原因は、家畜に食べさせる飼料(餌)価格の高騰です。


 昨年以降、ガソリンや各種食料品等多くの品物が値上がりしたことは記憶に新しいと思います。
 畜産物の中では、牛乳等の乳製品で若干の値上げがありましたが、繁殖農家の子牛価格や、肥育農家が収入を得る枝肉価格は、逆に値下がりしています。


 畜産農家の危機に対して、少しでも役に立つことを進めようと、昨年度から、島根県の畜産関係者約60名で、その名も「飼料価格高騰に対する何かできないか研究会」を立ち上げました。様々な発案やその実践に向けて、取組んでいます。

研修会のために集草した刈草をラッピング


 その取組みの一つが、夏場を中心に刈取り、処分されていた、道路脇の刈草の飼料利用です。
 今年度は、モデル的に2つの地区で取組みます。畜産農家が利用しやすいように、土木業者にロールベールサイレージへ処理をしてもらうための研修会を開催しました。


 今までは焼却等で処理料がかかっていたものを、ロールベールサイレージにすることで、新たな利用価値が生まれるのです。また、畜産農家は、ロールベールサイレージが集積されている場所に取りに行くだけ。料金は無料の予定で、正に一石二鳥の効果が期待されます。
 7月から作業が始まり、秋以降に牛への給与が始まる予定です。

写真
右上 :ロールベーラーなどの使い方に熱心に聞き入る業者作業員及び関係者
左下 :研修会のために集草した刈草をラッピング


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古瀬 太

島根県農業技術センター技術普及部畜産技術普及グループで、主に乳用牛を担当しています。 農家に信頼される普及員を目指して、牛群検定成績を活用した飼養管理指導や搾乳機器の点検等の普及活動に日々励んでいます。

徳島県
吉原 均

ジャパンブルーのふるさと徳島、藍の収穫順調です!

2009.07. 9

 今年も、特産である藍の収穫が始まっています。現在は、1番刈りがほぼ終了したとろです。8月には再生してきた葉を収穫する、2番刈りが行われます。収穫作業中は藍独特の甘い香りが辺りに漂い、なんとも良い気分・・・。


 収穫された藍はカッターで細かく刻まれ、大きな扇風機で、葉と茎を選別します。こして葉だけを乾燥させ、晩秋の「寝せ込み」とよばれる染料製造作業が始まるまで、保します。
 今後、染料製造についても、このブログで紹介したいと思っています。


 ところで藍は染料だけでなく、化粧品などにも利用され始めているのをご存じですか 最近は有名な某化粧品メーカーが使っていますので、一度ネットで検索してみてくだい。「えー、あの製品に?」というような驚きがあると思います。

 栽培面積が減少傾向にある阿波藍ですが、このような動きが、新たな需要をもたらしくれることを期待しています。


収穫直前の藍です  収穫風景

左 :収穫直前の藍
 葉をちぎって良く揉むと、手が真っ青に染まります! 簡単には落ちませんので、ご注意!!
しかし、収穫して葉が乾いてしまうと、簡単には染められなくなります。おもしろいでしょう?
 詳しくは、こちら を参照下さい。

右 :収穫風景
 大豆用の収穫機を応用しています。手刈りをする農家もあります。
株元5cm程度しか残りませんが、1カ月もすれば元通りに再生! 生命力にあふれています。


送風装置を使って葉と茎を分けます  天日乾燥される葉

左 :送風装置を使って葉と茎を分けます
 使っている機械は農家毎に様々ですが、風を利用するのは共通です。

右 :天日乾燥される葉
 乾燥することで葉の組織が壊れ、青い色素、indigotinができるのです。乾燥終了後は、大きな袋に入れて 秋まで保管されます。

吉原 均

徳島県美波農業支援センターの吉原均です。野菜・作物担当で「きゅうり」、「いちご」、「水稲」、「藍」を担当しています。

福井県
上野直哉

農業体験が花盛り!

2009.07. 6

 福井では、6月下旬の梅雨入り後、しばらく空梅雨模様でしたが、最近は雨が続いています。大豆の管理作業などに遅れが出ないか、少し心配している毎日です。

 ところで、今年も管内のいろいろなところで、農業体験会が行われています。
 小学生による田植え体験やサツマイモオーナー園など、地元の生産者やJAの協力を得て、たくさんの方が体験会に参加しています。


 田植えの写真は、あわら市で行われた小学校田植え体験の様子です。
 「木枠」を転がして付けた跡に、もち米の苗を手で植えていきます。最初は田んぼに入るのをためらっていた子も、一度入ってしまえば「ムニュムニュして気持ちいい~」とテンションも上がりまくりでした。お約束の尻餅をついてしまう子ももちろんいました。
 秋には収穫体験、もちつき体験などが行われる予定です。


  


 坂井市三国町の浜四郷地区では、毎年恒例のサツマイモオーナー園の苗植えが行われています。
 地元はもちろん近隣の市からも、家族連れや幼稚園児など、合計900人近くが参加しました。暑い中、生産者やJA営農指導員の指導を受けながら、一生懸命に植えていました。
 秋の収穫が待ち遠しいですね。

  


(文中の画像をクリックすると大きく表示されます)

上野直哉

福井県坂井農林総合事務所の上野です。専門は作物(稲・麦・大豆等)で、あわら市、坂井市三国町を担当しています。集落営農や大規模経営農家の支援を行っています。普及員8年目ですが、よろしくお願いします。

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