普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
   普及指導員とは・・・こちら

RSS

◆2008年7月

岩手県
中森忠義

自給飼料を使った牛肉生産

2008.07.30

自給飼料(=地元で獲れた飼料作物)をふんだんに使った牛肉生産プロジェクト(第1弾)


岩手県では、地元と研究機関そして普及センターが連携し、自給飼料(トウモロコシ)をふんだんに使った牛肉を生産するプロジェクトを進めています。

牛は、黒毛和種ではなく、日本短角種という美味しい赤身肉がとれる品種です。


今日は、それら試験牛の成長具合を確認するための体重測定と、トウモロコシの生育状況を確認してきました。
トウモロコシ畑は雑草が繁茂していたので、一部畑の雑草を手で抜き取りながら、今後の対策について、生産者の方々とも相談してきました。

ちょっと見えづらいですが、牛の体重測定中(青い帽子が筆者)<br />
  日本短角種の牛
写真 左:ちょっと見えづらいですが、牛の体重測定中(青い帽子が筆者) / 右:日本短角の子牛たち

(文中の画像をクリックすると大きく表示されます)

中森忠義

岩手県中央農業改良普及センターの滝沢村駐在で、主に畜産を担当しております。 本県の畜産は、養豚や養鶏もありますが、主に関わっているのは、酪農経営・黒毛和種(肉用牛)の繁殖経営・日本短角種の振興などです。

埼玉県
鈴木知子

土壌消毒試験

2008.07.28

 花の鉢物・苗物生産者が、使用する用土に求める条件とは何でしょう?
 保水性・排水性がよい、通気性がよい、保肥力がある、重すぎない、入手しやすい等々がありますが、雑草の種子や病害虫がないということもとても大事です。

消毒で雑草の発芽が抑えられるか調査中


 土壌消毒剤として広く使われていた臭化メチルが、オゾン層破壊の原因物質として2005年に生産および消費が禁止され、新規の代替え技術の開発が求められています。


 昨年11月、(独)農業環境技術研究所が、臭化メチルを代替えする技術として「低濃度エタノールを用いた新規土壌消毒技術」を開発したと発表しました。


 200戸以上の鉢物苗物生産農家が存在する鴻巣市でこの技術を使うことができるのか、普及指導員が農家と検討を始めたところです。

 土壌を2%のアルコールで湛水状態にして1週間以上被覆する、というこの技術、用土の消毒にはちょっと難しいかなあ・・・。
写真 :消毒で雑草の発芽が抑えられるか調査中

(文中の画像をクリックすると大きく表示されます)

鈴木知子

埼玉県さいたま農林振興センター普及部の技術普及担当で、主に花植木と経営を担当しています。 埼玉県では女性農業改良普及員の1期生です。 農家と、若手の普及指導員が、夢を持って活動できるように支援していきたいと考えています。

長崎県
尾崎哲郎

いちごの土壌断面調査実施

2008.07.23

 壱岐島内には7haほどいちごが作付けされていますが、平均単収は県下平均よりやや低く後継者がうまく育っていない状況です。なんとか平均単収を引き上げるために地床栽培のみを対象として土壌断面調査を行いました。

 貫入式土壌硬度計、山中式土壌硬度計を使用し、収穫終了後の作土層の厚さ、地表からの深さ別土壌硬度、根の張り方、根圏状況、排水性について調査しました。

 農家は土壌を深く掘って土や根の状態などを確認する認識が少なく、調査中は大変興味深く見守りながら、やっぱり根が少ないとか排水が悪い、作土が浅いなど頭で思っていた状況を実際に自分の目で見ることで大変納得できたと思われます。


貫入式土壌硬度計によりうねからの作土層や深さ別土壌硬度がわかる。
(調査は曇雨天または雨の日が暑くないのでおすすめです)


うね全体に広がったいちごの根の状態(高単収農家事例) 教訓! 高単収農家ほど掘りやすい

 
 いちご部会の栽培研修会の折に次年度の土づくりに役立てることを目的として調査結果について発表しています。

 7月からの肥料値上げ、一部生産中止など施肥基準について再度見直しが必要となりました。普及指導員も農家以上にコスト意識が大切です。これからますます農家の経営安定に寄与しなければ・・・・


6月19日に開催されたJA壱岐市いちご部会栽培研修会にて結果報告。 (会場は牛セリ場で壱岐牛は全国的に有名です)

(文中の画像をクリックすると大きく表示されます)

尾崎哲郎

長崎県壱岐地方局壱岐農業改良普及センターの技術課で野菜を担当しています尾崎哲郎といいます。離島ならではの普及活動や普及指導員としての苦労など紹介できれば幸いです。

愛媛県
菊池孝

温州みかんの品質日本一をめざして

2008.07.22

 残念ながら愛媛県の温州みかん生産量は、平成16年産から和歌山県にトップの座を譲りました。これは、平成16年の相次ぐ台風等により生産量が減少し、その後、隔年結果が大きくなり、現在に至っている故です。
連年安定生産の温州みかん

 今年の温州みかんの生産量は全国的に裏年傾向になっています。そこで、愛媛県では、次は品質日本一を目指して、県で開発した栽培技術(樹冠上部摘果、後期重点摘果等)を駆使し、高品質果実生産に取り組んでいます。


 また「1農家10a目標にマルチ被覆で高所得」を合言葉にマルチ被覆を推進しています。今のところ高温少雨傾向で推移しており、成果は出ていませんが、基本技術の徹底による連年安定生産に取り組むこととしています。

 今年の秋にはおいしい愛媛みかんを召し上がって下さい。
写真 :連年安定生産の温州みかん

(文中の画像をクリックすると大きく表示されます)

菊池孝

愛媛県農林水産研究所農業研究部普及情報室で、果樹を担当しています。 果樹の中でも特に温州みかん、中晩柑類を中心とした柑橘が専門です。 県内の果樹振興、産地化を目指して普及活動に励んでいます。

愛知県
佐光佳弘

あきたこまち出穂

2008.07.17

 海部地域は早場米の産地で、海部のコメが愛知県内で最も早く出荷されます。写真は7月9日に撮影した「あきたこまち」の様子です。「あきたこまち」の田植えは4月上旬から始まり、20日ごろには終わりました。

 今年の4月は暖かかったせいか生育は順調で、6月30日から出穂が始まり、7月4日ごろには出穂期を迎えた田んぼが見られました。

 例年、お盆の前にはJAあいち経済連主催で「あいち米初出荷式」が開催されます。その前に関係者の打ち合わせ会がありますが、昨年はその席で、収穫したばかりの「あきたこまち」の新米を試食することができました! とてもおいしかったです!

 今年は、昼間は暑いものの、夜が涼しい日が続いてきました。昼夜の温度差があるのは、イネの生育には最適です。今年の「あきたこまち」は、よりおいしくなることが期待されます。

  

(文中の画像をクリックすると大きく表示されます)

佐光佳弘

愛知県海部農林水産事務所農業改良普及課(海部農業普及指導センター)の技術指導グループで、作物担当として仕事しています。 県職員12年目ですが、職場では3番目に若い新米です(職員数は18人)。

1  2

上へ戻る

カレンダー

loading ...

みんなの農業広場に戻る