提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


「いい豆がとれると良いね」小中高校生が今年も大豆を播種(長野県長野市)

2012年06月15日

 長野県長野市中条では、地区の小学校、中学校、高等学校の児童と生徒が、昨年に引き続き、今年も大豆の栽培に取り組んでいる。小学生、中学生、高校生が一貫して食育を行っている、全国的にも珍しい取組例だ。


 昨年、クボタeプロジェクトが10年間放棄され1m以上の笹藪となっていた畑18aを甦らせた。その後、クボタ元氣農業体験教室により、小中高校生が大豆の種まきから始まって中耕培土や除草、収穫を体験した。とれた大豆はきなこパンとなり、小学校の給食で食べられた。


※昨年のようす
耕作放棄地で西山大豆を育て、地域の宝に!(長野県長野市)


 6月12日、長野市立中条小学校の2年生13名、3年生12名と、中条中学校の生徒33名、長野西高等学校中条校の生徒30名が、大豆の播種をおこなった。急斜面は高校生、緩斜面は中学生、平らな畑を2、3年生が分担した。播いた品種は、小学3年生が鞍掛(青豆)、3年生以外はナカセンナリ(※1)



  
鞍掛(左)とナカセンナリ(右)


 関係者(※2)が見守る中、長野農業改良普及センターの普及指導員が先生となり、種の播き方を教えてもらいながら、播種が行われた。中学生と高校生は、手押しの播種機も使ったが、小学生は指や木の枝で穴をあけ、20cm間隔で畝に種を播いていった。


  


  


  


 小学3年生は、去年に引き続いて2回目。
「2回目だけど、種を埋めるのはむつかしかった」
「去年より少し上手になったよ。最初に種を2粒持っておいて、穴をあけながら種を入れたよ」
「指で穴をあけるのはむつかしかった。棒を使えばよかったかな」
と、先生に感想を話していた。


 今後は、除草や中耕培土などの管理作業をおこなう。秋の収穫が楽しみだ。(みんなの農業広場事務局)


※1 大豆は信越放送(株)が提供。信越放送(株)は、長野県内で大豆100粒運動を進めている。
※2 この取り組みについては、(株)関東甲信クボタをはじめ、信越放送、農業委員、長野農業改良普及センター、中条地区住民グループ(中条「西山大豆をつくろう」)、長野市中条支所が支援を行っている。