提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


クボタeプロジェクト2年目、ナタネ播種に向けて活動中! 「深萱・菜の花・大楽校」の取り組み(岐阜県坂祝町)

2009年10月07日

 昨年度1.6haの耕作放棄地を畑に再生し、ナタネの栽培に取り組んだ「深萱・菜の花・大楽校」が、今年度もクボタeプロジェクトの支援を受けて、耕作放棄地へのナタネ播種に取り組んでいる。


 連作障害と湿害が予想される圃場を除き、9月9・10の両日、草刈と暗渠排水、耕うん整地を行った。


  
左 :草刈作業 / 右 :暗渠を作る

  
左 :溝切りの様子 / 右 :耕うん整地
 
 9月25日午前中に、除草剤散布機による除草剤全面散布が行われた。好天に恵まれ、地域内9カ所に分散している対象地を回って、順調に作業が進んだ。前年のナタネの種がこぼれ、雑草とともに発芽しているところも見受けられた。
 続いて10月3日には、ナタネの播種が行なわれた。


  
除草剤散布作業


 また、昨年のクボタeプロジェクトで収穫したナタネを利活用し、菜種油を精製中だ。
 6月16日に収穫されたナタネは、正味880kg。9月17日に、岡崎市の太田油脂(株)に持ち込んだ。200L近い油が採れる予定で、小分けして、地区のイベントの際に参加者(戸)に配りたいという。


ナタネをコンバインで収穫  収穫されたナタネの種
左 :ナタネをコンバインで収穫 / 右 :収穫されたナタネの種


ナタネの種を製油所に搬入
ナタネの種を製油所に搬入
  

 「深萱・菜の花・大楽校」代表の小森一馬さんは、「耕作放棄地の解消と、地域の保全運動を継続させるには、土地改良と農業生産の事業の融通が利き、地域で取り組みやすくすることが必要と痛感している。縦割りではなく、仕事の中味でうまく共同できれば、そのための費用が生きてくると思う。草刈機はよくてもトラクタはいけない、では現場のニーズにはつながりにくい。クボタさんにトラクタを出していただけるうちは、ナタネの播種を続けたい。畑地としていつでも整備ができれば、市民農園などにして借り手を募ることができ、結果的に耕作放棄地の継続的な解消になるだろう」と話した。(みんなの農業広場事務局)
 

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