提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


(野菜と文化のフォーラム)「スイカの品種特性研究会」開催される

2010年05月19日

 野菜と文化のフォーラム主催の「有名野菜品種特性研究会」が5月18日、女子栄養大学(東京都豊島区)で開催された。今回のテーマは「スイカ」。
 今年は春先の天候不良によるスイカの生育不良が心配されている。中止も考えたという今回の研究会だが、各種苗会社からはよいサンプルが提供された。

 まず、町田剛史氏(千葉県農業総合研究センター東総野菜研究所)による話題提供。スイカ品種の変遷や近年の品種の特徴、栽培上の特徴などについての説明がおこなわれた。


  


 続いて、種苗メーカーから提供された大玉5品種、小玉6品種のスイカの食べ比べ。果肉の色や肉質、シャリ感、甘みなどについて、参加者が評価した。


  


    


 その後の自由討議では、
「子どもたちは甘みだけのスイカをあまり好まないように思う。たとえばカンキツなどのように、甘みの他に酸味などがある方が好まれるのでは」
「種なしスイカの需要が多いが、まだ市場には少ないのが現状。あればもっと消費がのびるはず」
「品種名をもっと広めてほしい」
「スーパーなどで主流であるカット売りには、果肉の赤いものよりも、ラップや蛍光灯に映える、ピンクの品種がよいようだ」 など、活発に意見が交わされた。


 また、甘みに関する意識調査も紹介され、
「おいしさで重視するもの」は「甘み」と「みずみずしさ」で、それぞれ82%と47%。
「甘みに差がある場合、価格に差があってもよい」とする回答は95%であった。
また、「甘み表示がある場合、どの程度それを購入の参考にするか」との質問には、84%が「おおいに参考にする」「参考にする」と回答した。
「今後も甘み表示を実施してほしい」とする回答は、95%にのぼった。(みんなの農業広場事務局)


今回提供されたスイカは以下の通り。
●大玉
・紅まくら(タキイ種苗株式会社)
・筑波の香(東洋農事株式会社)
・サマーオレンジ・グランド(ナント種苗株式会社)
・祭りばやし777(株式会社荻原農場生産研究所)
・味で勝負is(株式会社松井農園)

●小玉
・愛娘(ナント種苗株式会社)
・ひとりじめ7(株式会社荻原農場生産研究所)
・おまちかね(株式会社松井農園)
・マダーボール(みかど協和株式会社)
・味良来(ハナワ種苗株式会社)
・愛娘ひなた(ナント種苗株式会社)