提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


野菜

ジャガイモの「きたあかり」と「メークイン」ですが、毎年皮に黒点や筋状態が出てしまいます。皮をむけば問題ありませんが、見た目がよくありません。防除薬を節約して少なめに散布していますが、やはり規定量を散布した後に耕すのがよいのでしょうか。

黒点や筋状態とのことですが、おそらく粉状そうか病と思われます。この病害は近年、全国的に拡大傾向です。直径6~8mmの大きな斑点が出るそうか病もあり、どちらも増加しています。粉状そうか病は糸状菌(カビ)で発生し、そうか病は細菌の一種の放線菌で起こります。どちらも発生すると見た目のイメージを悪くするため、問題となっています。


対策としては、ジャガイモの作付けを5年ほど休むこと。連作障害の1つですから、作らないことです。
毎年作りたい場合は、以下に気をつけてください。
(1)石灰質肥料の施用について
ジャガイモ作付予定畑には、石灰質肥料を施用しないようにしましょう。多少酸性が強くてもジャガイモには問題ありません。

(2)防除薬の利用
①フロンサイド(粉)は、全面施用では5a当たり15~20kg必要です。
②ネビジン(粉)使用の場合は15kgです。
作付け前に、①②のいずれかの防除剤を土壌に混合します。使用前には最新の情報を確認ください。

(3)その他の注意点
①発生畑で使用の農具、履き物(地下袋や長靴)などを一度きれいに水洗いします。
②病害は伝染病と同じです。熱湯をサッとかけると、なおよいでしょう。