提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


野菜

エダマメは連作障害のため、同じ畑で続けて作付けできないと聞きますが、同じ畑で一年に何度も、また、毎年エダマメの連作をしている畑をみかけます。連作障害対策があれば教えて下さい

エダマメ栽培で、必ずしも連作障害が発生するわけではありませんが、連作では「ダイズシストセンチュウ」が最も発生しやすく、問題になります。一度発生すると駆除に苦労し、多発すると生育不良や枯死する場合があり、年々栽培が困難になります。「同じ場所で栽培を続けない」ことが最も有効な対策です。

砂質土壌では障害が発生しにくいといわれますが、それ以外での連作障害対策は、「輪作」がおすすめです。
エダマメの輪作には、根菜類やネギ類、イネ科が最適だとされています。たとえば、夏の栽培では、エダマメ栽培とスイートコーン栽培を交互に繰り返し、冬期にはダイコンやネギなどを栽培すれば「輪作」栽培となります。可能なら、その場所で数年に一度“水稲栽培”をするとさらに安心していろんな野菜づくりができます。

土壌消毒も有効な手段ですが、あまり一般的ではなく、扱いも困難なのでお勧めしません。


(参考)エダマメ栽培について
・発芽適温は25~30℃。10℃以下では発芽不良となりやすい。
・生育適温は25℃前後が中心で、適温幅はかなり広いが、開花期に15℃程度以下の低温にあうと着莢不良となりやすい。
・大変強い光線を好むため、日照不足になると生育不良や花落ちが起きる。
・土壌の適応性は幅広く、あまり土質を選ばない。ただし排水が悪い土地では極端な発芽や生育不良を起こしやすく、注意が必要。