提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


畜産

飼料イネの収穫をフレール型収穫機で行う場合、どの程度の倒伏まで、調製可能でしょうか。挫折倒伏では、収穫調製しても品質の低下が懸念されますが、乳酸菌の添加である程度はカバーできますか。

 倒伏した飼料イネの度合いにもよりますが、一般的には、フレール専用収穫機では高刈りしないと土砂の混入が懸念され、収穫ロスが大きくなると思われます。その点、コンバイン型専用収穫機は、倒伏材料にも強い機構になっています。「挫折倒伏」は、イネ全体が圃場で倒れているような状況と推察しますが、フレールでの収穫は難しいかもしれません。


 乳酸菌を添加すれば大丈夫とはいえませんが、飼料イネの場合、乳酸発酵を起こす付着乳酸菌が少ないので(下図)、添加した乳酸菌はスタータとして有用なものですので、添加しないより添加したほうが良質のサイレージを得られる可能性が高いです。ただ土砂の混入がある場合は、効果が出ない事例も過去にあります。



   (平成17年度革新的農業技術習得研修資料(蔡)より)