提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


大豆・麦

大豆栽培をしたいのですが、沖縄県(与那国)でも可能でしょうか

沖縄県でも大豆栽培は可能です。以前は各地でよく作られていたそうです。

■播種適期
1960年代に行われた琉球大学での研究によれば、沖縄での大豆播種適期は1月から6月までです。生育期間は3カ月程度で、播種が遅くなるほど短くなるようです。適期以外でも播種は可能ですが、収量が低下するようです。

与那国の隣の台湾では、2~4月は枝豆の播種時期です。子実生産の場合は、虫害を避けるために9月中旬の播種が標準のようです。

■品種
当時、収量が良かったのは台湾系品種で、沖縄系、日本系はあまり成績は良くなかったようです。
沖縄在来品種の「青ヒグー」、「高アンダー」(当時の奨励品種)は、那覇市繁多川公民館の「あたいぐゎープロジェクト」で栽培され、復活を目指しているようです。
好成績を残した「小浜種(白花)」と「小浜種(紫花)」が小浜島在来だとすれば、与那国には向いているかもしれません。
「大勝白毛」(台湾で広く作られていた枝豆品種の親系統)は、種子会社から入手可能のようです。

■栽培上の注意
与那国には排水の悪い土壌が多いようで、2~3月は冬雨、9月は台風で湿害が生じる恐れがありそうです。播種方法は、雨が多くても発芽のよい「畦立播種」をお勧めします。耕起、耕うん作業は降雨を貯め湿害の原因にもなりますので、播種作業直前に行うようにしてください。