提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


稲作

水田の横に電燈ができて、畦際から2~3mの部分に夜間9時頃まで光が当たるようになりました。夜間の照明により、乳白米・未熟米が増えたとの話を聞きましたが、影響はありますか。

1.品種にもよりますが、田植え後、生育期に夜間連続して照明が当たると、出穂期が7~10日程度遅れます。品種には感光性と感温性の強弱の差があり、とくに感光性に強い「コシヒカリ」「キヌヒカリ」は、影響を受けやすいようです。

2.出穂期が遅れた場合、登熟晩限(日平均気温20℃割る日、または最低温度10℃以下の日)を過ぎると登熟不良となります。

3.出穂期以降の照明では、稔実障害の影響による登熟不良のため、青米、屑米の発生が多くなります。

4.詳しい対策を実施するには、現場の照度(ルクス)を測定する必要があります。